灰色の空のむこうには…

2011/05/15(日)16:03

結婚式…

素晴らしき哉、人生!(56)

とうとうこの日がやってきました。 さすがに昨晩は実家に帰って、両親らと一緒に式場へと 入ったのですが…、かなりの不安が。 というのも、式と一口に言いましても挙式と披露宴が あるみたいなので、そのどちらもやることになっている のですが、挙式のリハーサルは一通りやったのでまだ心 の準備は出来ていても、披露宴のほうはまったく…。 事前に担当者の人や司会者の人と段取りの打ち合わせを したりはしていたのですが、それでもこれまでに結婚式 にはあまり参加したことがない僕としてはぶっつけ本番 で臨んでもいいものかドキドキしながら集合時間まで 待つことに。 うちの両親は着付けだの着替えがあって10時までに 会場入りを言われていたにも関わらず、なぜだか主役で あるはずの僕は11時に言われてまして、彼女は9時 過ぎから準備したりと周りが着々と整っているのに僕 だけ私服でうろうろしてるっていうのも余計に焦って しまったのですが…。 しかし、その焦りも11時に準備が始まってからはもう 何が何だか訳がわからないままに段取りだけがどんどん と怒涛の勢いで進んでいったのにはびっくりしました。 着替えが終われば、あれよあれよという間に写真の撮影 をされ、それが終われば教会で挙式が始まり、頭の中 が真っ白になりながらも神父さんが小声で教えてくれる 段取り通りに動いて無事に挙式が終了。 退場のときにようやく列席していただいた会社関係の 人や友人たちを見ることが出来たのですが、あまり挨拶 する間もなく控室に連れられたかと思えば、今度は親族 紹介にまた記念撮影と、これこそ分刻みのスケジュール だなと思いました。 そうこうする内に今度は披露宴が始まったのですが、もう この頃にはなるようになるんだという気持ちで、会場への 入場からは式場の進行役の人に任せてその通りに動いて いたので、自分が自分じゃないみたいな感覚でした。 席に着いたかと思えばプロフィール紹介があり、それから 来賓の方からの挨拶の後に乾杯のご発声、それからケーキ 入刀して和装へとお色直しをし、再登場してから彼女の 友人らによる余興がありまして、また洋装へとお色直し をして登場してから彼女とピアノの連弾をして花嫁の手紙 になり、そこから両家代表の挨拶でうちの父親が挨拶した 後に僕の挨拶で終わりました。 正直なところ、式には僕の知り合いだけでなく当然彼女の 親族から知り合いまで列席されているのですが、僕サイド のお客さんならまだ余裕で対応出来ても彼女のお客さんは 誰が誰だかわからないところに容赦なくあちらこちらから 声を掛けられるので式だけでなく談笑の時もずっとテンパ ってました。 何より僕が性格的にあまり主役になるのが慣れてないと いうこともありまして、ああしたスポットライトを浴びた ことがなかったのですが、光の兼ね合いからか檀上から ほとんどテーブル席のほうは反射して見えなかったので 緊張はしませんでしたがよくわかりませんでした。 一応、時間にして2時間半ほどの出来事だったのですが、 自分たちが結婚した実感が湧く間もなくばたばたのうち に終わったという印象がありまして、果たしてあれで本当 に大丈夫だったのかがすごい心配です。 終わってから思ったのですが、集まっていただいた方々 みんなに笑顔で祝福していただけるというのはなかなか 得難い経験であり、本当にやって良かったと思います。 よく芸能人の方が何度も披露宴をやられたりしてまして 何でそんなにお金を遣うんだろうと思ったりしてました が、こうして自分で経験してみてあれよあれよと自分が 楽しむ間もなく終わってしまったので、もう1度出来る なら今度は余裕が出て楽しむことが出来るだろうにと 思えますので、ようやくその謎を理解することが出来ま した。 本当、結婚式はやってみて初めてその良さを実感する ことが出来るものですね♪

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る