|
テーマ:今日聴いた音楽(75620)
カテゴリ:音楽な話
自分でも不思議なことなのですが、今日仕事をしてますと
いきなりさだまさし氏の歌のサビの部分が降ってきました。 その歌というのは、僕の学生時代の恩師である先生がなぜ だかこの歌はいいと大絶賛していた「風に立つライオン」 という歌で、実在の人物をモデルに作られた歌だとか。 さだまさし氏は、シンガーソングライターながらいろいろ と小説も書かれたりして、さらにはトークも面白いという かなり多才な方ですが、やはりその特筆すべきは淡々と 思いや気持ち、そのときの情景などを言葉に載せることに 素晴らしい才能を持っている方だと思います。 僕は地味にまだ小学生の頃、たまたまうちの父親とさだ氏 のコンサートに行きまして、「関白宣言」やら「道化師の ソネット」を初めて聴いたにも関わらず感動し、極めつけ にはアンコールで「親父の長い一日」のこれまで聴いた ことのない独特な世界の面白さに、すぐさまCD屋さんへ 買いに走ったものです。 そして、そのCDに収録されていた「案山子」や「防人 の詩」を聴くことで、単純に面白い歌だけでなく緩急の スパイスが効いた歌を作り分けることの出来る人だなぁと いう印象を持ちました。 僕が思うさだまさし氏がその作詞作曲される歌の中で、その 真価を発揮するのが「償い」のような事実や実在の人物を モデルに作った曲でして、それらの中で僕が一番好きな歌と いうのが「夜間飛行」という歌でして、宇宙飛行士の毛利氏 をモデルに作られた壮大なスケールを感じることの出来る歌 です。 当時まだ音楽番組がいろいろな局でやってた時代でして、どの 番組で見たかは忘れたのですが、あまりに印象深いこの歌に 感動しまして思わずレンタルCD屋さんにシングルCDを借りに 行きました。 A面を楽しみにレンタルしたのですが、よくよく聞いてみますと この曲のB面の歌がこれまたなかなか面白く「建具屋カトーの 決心」という歌で、思わずハマってしまった記憶があり ます。 何気なく思い出した先生の言葉から、さだまさし氏に纏わる僕 の思い出をつらつらと思い出したわけですが、さだ氏はまだまだ 現役で以前と変わらずメッセージ性の強い歌を発表されていると 聞きます。 僕は初めてコンサートに行ったときからその世界観が大好きで、 また機会を見つけては聴きたいと思っているのですが、僕らの 世代ならさだ氏と聞くとやっぱり抵抗があって、まだ知らない人 もいるかと思いますので、ぜひとも1度聴いてみてその世界に 触れてから判断していただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.26 22:22:56
コメント(0) | コメントを書く
[音楽な話] カテゴリの最新記事
|