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カテゴリ:テレビの話
ようやくですが、原作がベストセラーである「もし高校
野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』 を読んだら」のアニメを見終えました。 正直なところ、この原作本は発売された当時からどんな ものなのかというのがその表紙絵から気になってまして、 気がつくとあれよあれよという間にベストセラーになって いたのにはびっくりしたのですが。 やはり興味があった本というのはどんなものか見てみたい もので、ましてやあれだけのベストセラーならなおさらな 思いが強く、とりあえずアニメで入門しようと全10話 を見続けました。 僕の個人的な意見ですが、何とか最後まで見終えたという 感が大きく、アニメにも関わらず途中で挫折しそうになり ました。 取り上げたテーマも興味深く、さらにはそれをスポーツに 昇華させるということで面白くないわけがないと思って いたのですが、あまりにキャラたちがドラマというよりも ドラッガーの言葉に捕らわれすぎているように感じまして、 ストーリーの内容が後付けになっていまいち盛り上がりに 欠けたんじゃないかなと。 そんなドラマよりも『マネジメント』ありきな展開なのに 物語としては勝手に盛り上がってまして、こちらは置いて けぼりの展開にも関わらず、クライマックスだけは作ろう というのかセカチューの登場以来ある意味古典的になった 無理矢理な展開は、中盤から面白くなってきたというのを すべて帳消しにするような強引なもので、最後はぐだぐだ な感じで終わったのは残念でした。 本当にもったいないなぁと思うのですが、このアニメの尺 の兼ね合いもあるのでしょうけど、もう少しドラマのほう に重点を置いていれば違った印象になったかと思います。 原作がどういう展開なのかわからないので言い切ることが 出来ませんが、このアニメに関しては主人公をはじめもう 少し自分の言葉で語る現実感のあるキャラ設定をしたほう が共感出来たような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.06 18:09:04
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