灰色の空のむこうには…

2011/09/07(水)23:35

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」…

映画な話(668)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 この世界はあなたの知らない面白いことで 満ち満ちているわよ、楽しみなさい 第3使徒がネルフの北極施設に出現、真希波・マリ・イラス トリアスの搭乗したエヴァンゲリオン仮設5号機が迎え撃つ。 一方、日本では、母の墓参りを終えたシンジがミサトの車 での帰途、第7使徒に遭遇、そこへエヴァンゲリオン2号機 が出撃し、鮮やかに殲滅するのだった。そして、2号機の 搭乗者、式波・アスカ・ラングレーはシンジたちの中学校に 転入し、シンジが暮らすミサトのマンションの新たな同居人に。 やがて、ネルフ本部へ直接落下を企む第8使徒が襲来。エヴァ 零号機、初号機、2号機は連係して落下を食い止め、殲滅を 成功させた。またこうした戦いと学園生活を通じ、これまで 互いの関係に距離感のあったシンジ、レイ、アスカはそれぞれ 次第に心境の変化をみせていく。ところが、続く第9、第10 使徒との戦闘で、彼らは自ずと過酷な運命を背負っていくこと となる。 前作の地上波放送からもう2年も経っているということにも 驚きだったのですが、もっと驚いたのがこの映画版って4部作 のストーリーだということ。本作の放送で、ようやく3作目 である次回作の公開が来年ということが明言されたのですが、 この調子だと4作目がいつに放送されることになるのか、それ がすごく不安なような。 物語の感想としては、ただただ圧倒されるばかりでした。近年 のアニメに不可欠なバトルあり、ラブあり、萌えあり、お色気 あり、とすべてが揃っていながらもその世界観を損なわない 作りはさすがなものでした。また日常と非日常のメリハリも しっかりと区切られていて、そんな中で悩み迷いながらも少年 たちが成長していく姿がしっかりと描かれていたように思い ます。 と、ここまでが建前の話で、本音を言いますとさっぱり物語が 理解出来なかったのは、僕が初見だからなのでしょうか。まぁ、 僕は見ていませんでしたが、アニメが放送されていたときにも その物語の難解さはよく話題になっていましたが、ここまで 見る人を選ぶというのも興行的にどうかなと思います。話の スピードが早くて置いてけぼりというのもありますが、もっと 物語のカギとなるところはしっかりと描いていただかないと、 せっかくの名作にも関わらずアニメ版を見た人だけしか着いて いけない玄人受けのする作品になってしまうのは、とても もったいないと思います。

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