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灰色の空のむこうには…

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2012.04.08
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今日は彼女の弟くんの結婚式に参加してきました。


式に参加することはとてもおめでたいことなので喜んで
参加したのですが、僕としては一抹の不安が…。

それは披露宴を身内だけでするというものでして、正直
なところ僕としては彼女の親戚の方たちと会うのは結婚式
以来のことで、そのときはまだ主役でしたからあまり話す
機会もなかったのですがさすがに今日はそういうわけにも
いかずにどうしたものかと。

彼女のご両親とは普通に話せるのですが、やっぱり主役の
ご両親ということもありあまり僕とばっかり話すわけにも
いかないと思うので、アウェーな感じにならないかとドキ
ドキものでした。


かなりの緊張しての参加だったのですが、結論から言います
と意外と何とかなったのはほっとしました。

というか、やっぱり親戚の方たちに気を遣っていただいて、
いろいろと話しかけられたりこちらから話していたので、
楽しく過ごせたかなと。

というのも、彼女はご両親と着付けがあるからと先に会場
入りしてまして、僕は時間に間に合うように行ったのです
が、会場に着くなり固まったのがご親戚御一行様が式場の
入口のところでぱしゃぱしゃ写真を撮りまくっていたのです。

入口はそこしかなかったので声を掛けないで通るわけには
いかず、彼女との打ち合わせでは彼女の着付けが終わって
一緒に登場してみんなに僕を紹介するということだったのに、
まさかの事態に焦りまくってしまいましたが、さすがにその
状況では一人で突っ込むしかなく…。


おかげでそれが功を奏したのか、逆に彼女がいたら会話も
任せっきりになってたかもしれないところ、僕が話さないと
何も始まらないのでしゃべりまくったおかげで、何とか式が
始まるまでにはそれなりに打ち解けられまして、針のムシロ
にならずに済みました。

さすがに挙式のほうは弟くんのお友達とかも来られてました
のでにぎやかに進み、ようやく披露宴ということで親族一同
による会食がスタート。

うちの弟くんも結婚式は親族だけで、テーブルは円卓ではなく
長テーブルを長方形に並べての会議室ちっくな感じの披露宴
でしたのでそれをてっきりイメージしていきましたら、なぜか
会場には本格的な8人掛けの円卓が3つありまして、テーブル
には席札がありそこに座ることに。

一応は彼女の隣だったのですが、長テーブルならお隣さんだけ
気にしてればいいものの、円卓なら全体を気にすることになる
ので周りを気遣いながら、なぜか司会は彼女の親戚が進行する
というある意味アットホームな感じでの披露宴でした。


まぁ、話好きな親戚のおじさんやらおばさんに親戚の方たちが
マイクを回されては好き勝手にテーブルでお祝いの言葉を言う
という感じでして、みなさん気遣ってか僕にはマイクが回って
こなかったので気楽にお酒を飲んでまして、奥さんのほうの
ご兄弟の方たちも前に出ては何か挨拶してと、楽しいひと時を
過ごすことが出来ました。

ようやくデザートが出てきて、そろそろ宴もたけなわかなと
飲み放題の焼酎をお替わりしようとしたところでふと隣に座って
いた話好きなおじさんが、そういえばしまずんばくんはまだ
話していないなぁと言い出して、いきなりマイクを渡され前に
出されて挨拶をさせられることに!

いやいや、披露宴の途中ならいつ振られてもいいようにそれなり
に覚悟をしてましたが、もう終わるというタイミングでマイクを
渡されるなんて、かなりお酒も入ってるし突然だったので何を
しゃべるかまったく考えてなかったのですが、気付けば自分から
前に出てました。


いきなりの僕の登場にそれまで歓談してたみなさんがいきなり
静かになったのには驚きましたが、弟くんと奥さんへ呼びかける
だけ呼びかけて、そこから一気にしゃべったのですがぶっちゃけ
自分では何をしゃべったのか覚えてないのですが、席に戻ると
ご両親からだけでなく彼女にも結構いいことを言ってて良かった
と言われたので、たぶん3分ちょっとしゃべったんじゃない
でしょうか。

そもそもにして弟くんとは今日で会うのが4回目なので、そんな
他の親戚のみなさんみたいに積もる話もなかったのによくもまぁ
それだけしゃべれたものだと自分でも驚くほどでしたが、それに
してももう花嫁さんの手紙が始まるというときに僕のスピーチって、
いきなり無茶振りしてくるおじさんには参りました。





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Last updated  2012.05.20 12:33:28
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