灰色の空のむこうには…

2012/06/07(木)23:36

金星の太陽面通過…

ひとり言…(757)

今日6月6日は、今世紀最後の天体ショーである金星の太陽 面通過ということで、今度こそ晴れるように祈ってました。 ちなみに「今度こそ」というのは、先日の金環日食のことも あるのですが、僕としては一昨日6月4日の部分月食を見る ことが出来なかったことです。 たまたま記事で見掛けたのが6月4日の20時3分頃に月食 の最大を迎えるとありまして、次は2014年になるという ことでしたからぜひとも見ないと!と、その時間にまで自宅 に帰れるように調整して仕事を終えたのですが、時間通りに 自宅のベランダから外を見ますとどこに月があるねーんっ! というくらいの曇りっぷりで、がっかりしたのでした。 今回の金星の太陽面通過は、部分月食よりもっとスケールが 大きく、次回は105年後まで見れないと言われるとこれは ぜひとも見なければと思い、金環月食を見るために買ったは いいが使わなかった観察プレートを持って会社に行くことに。 金星の太陽面通過は、金環日食や月食にあるような最高潮と いうのではなく太陽面を通り過ぎる現象のために時間的な 余裕が多く、7時過ぎから13時半くらいまでの長時間に 渡るものなのでそんなに焦ることもなく、行った先で観察 しようとしていたのですが。 なぜか、今日もかなり曇ってるし…。 そんな微妙なコンディションでも雲の切れ間から日の光が 差し込んだりしたとき、今日初めて観察プレートを通して 太陽を見たのですが、前に蛍光灯の下で試しで見てみた ときにはさっぱり何も見えなかったのがくっきりと太陽が 見えたのは買ったときの値段が値段だっただけに思ったより ちゃんとした商品だったのにはびっくりものでした。 とまぁ、今更ながら何を言ってるんだという感じですが、 さすがにまだ8時過ぎの観測な上に途中で雲が横切ったり していまして、金星がとこにいるのかはなかなかわから なかったです。 こうして観察プレートを通して太陽を写真撮影しても太陽 がどこにあるかわからないものですが、プレート越しに直接 太陽を見てますとかろうじてホクロくらいの大きさの点が 見えたのにはうれしかったりしました。 会社に着いてから就業ベルがなるまで玄関前で観察プレート 越しにずっと太陽を見てましたら、出勤途中の先輩や後輩が 遠巻きにまたしまずんばが何かしてる的な白い目で見られ ながら横を通られたりしましたが。 就業時間までテンションアゲアゲな感じでプレート片手に ずっと金星通過を見てたのですが、どうにも曇り空のせいか 絶好調に太陽を観察することが出来なかったのを見て、普段 はただ暑いだけの日差しもこうしたイベントがあれば楽しむ ことが出来るものだから、もっとこれからも天体イベントは 起きないかなぁと思いました。

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