わたしはおさない
多分,私はとてもとても幼いんだと思う。人にかまってもらえなければつまらない。人から干渉されたらめんどくさい。自分の話は聞いて欲しくて,つまらなければ人の話は聞きたくなくて。思うとおりにことが運ばなくてはうろたえて,思うとおりに進めばあたりかまわず有頂天に。自分の大好きだった人が変わっていくのが納得できなくて,気づいたら相手から話しかけてもらえなくなって。相手の気持ちがわからなくて。でも相手の気持ちを探るのが面倒で。好きなものを語るにも言葉が足らなくて,嫌いなものを語るのも言葉が足りない。物事を,自分の言葉で言い切って語れない。言葉で説明できず,態度に出てしまう。年齢だけ進むのに,中身が追いつかない。…とりあえずは自覚することからはじめよう。そして,「めんどくさい」はできるだけ控えよう。自分が話す前に,周囲を見てみよう。人の話を,最後まで聞こう。自分がしゃべりすぎてないか,常に客観的に見てみよう。友達が遠く感じるのは悲しいことです。自分が先に遠く感じていても,いざ相手に離れられると寂しい。これはわがまま以外の何ものでもないのに,自分だけが愛されることを望むのは虫が良すぎますね。私の「好き」が本物なら,また戻れるのかな。なまじケンカなんてしていないだけに,この距離感がなんだかつかみ所がなくて怖い。どんどん,自分の世界が広がれば,少しずつ友達も精選されていくのかもしれないけど,精選してもたくさんの友達に囲まれていたい。そのためにはやっぱり努力が必要なのかな。努力しないでお友達をもつのは,やっぱり無理だよね。せめて,相手を傷つけていないといいと思う。ああ,自分でもよくわからなくなってきた。言葉と行動,もっともっと大人になりたい。