動的耐震診断システム1あなたの家は震度いくらまで耐えられる?~動的耐震診断システム~ 台風の季節がやってきました。日本で暮らしていると、必ず一度は経験するのが台風と地震です。 台風は強風と豪雨として、地震は地盤の揺れとして私たちを襲ってきます。 台風での倒壊事故はあまり聞いたことはありませんが、 地震の地盤の揺れが原因となる倒壊事故は、残念ながら相当な数に及んでいます。 自分の家がどれくらいの地震に耐えられるか知ってみたいと思いませんか。 誰でも、やっぱり安全な家に安心して暮らしたいという願いは同じです。 安全な家かどうかを調べる方法は大きく分けて二つに分けられます。 一つは目視検査によるもの、もう一つは実際に家を揺らして調べるものです。 目視検査の場合は、どうしても検査する診断士の経験と知識がその診断内容に大きく影響してきます。 また、住宅の場合、壁或は天井を壊して診断するわけにも行きません。 従って、目に見えない部分もかなり出てきます。 それに対して、家を揺らして診断する、動的耐震診断は壁、天井を壊すことなく、ピンポイントで耐震強度が測定できます。 弱い場所が特定できるということは、診断後に耐震補強をする場合に、その部分だけを補修することが出来るということです。 補強費用も非常に経済的になってきます。 お家だけではなく、地盤の強さもこの検査方法を用いると測定することが出来ます。 建物、地盤共に、固有の振動数(周波数)をもっています。 両者の振動数が同じ領域にあると、お互いの振動が重なり合い大きくなる現象があります。 これを共振現象といいます。動的耐震診断では、両者の周波数を測定し、共振現象の危険性の有無を診断いたします。 お家の診断の場合、建物だけの検査になるのですが、実は建物は地盤(基礎)+建物で一体のものです。 従って、地盤をしっかり診断することは、お家全体の強さを知る上では欠かせないことなのです。 ※平成17年6月22日動的耐震診断システムが南海放送で取り上げられました。 ※平成17年7月2日愛媛新聞に取り上げられました。 |