餅は餅屋
ほつれを直したいジーンズがあったので、お昼休みにリフォーム店に持って行った。素人目にも「んー、これ直しは無理かも」と思われる代物。お尻のところのポケットのきわがほつれてるのだ。でもまぁ、もしもってこともあるし…と持っていたらけんもほろろに「無理ですねぇー」とのお答え。やはりそうですか。仕方ないな…とお店を出ると、その向いにもリフォームやさん発見。直せるかどうかより、お店の様子を見てみたいという好奇心がムクムクと湧いて来たので、無理を承知でお店に入った。答えはやはり「難しいですねー」。お店の人の対応がとても感じ良くて好印象。いいお店かもしれない。憶えておこう。帰る道すがら、ジーンズ専門のリフォーム店があったのを思いだす。ついでに行っちゃえ。狭い店内にお直しジーンズがいっぱい。表に飾られたリフォームもの(バッグとかジャケットとか)のデザインは正直オシャレとは言えないんだけど、ここのおじさん、さすがジーンズ専門だけあってこれまでのお店とは話す内容がちょっと違う。私が持って行ったジーンズはおしりのポケットにフタがあってその両端に鋲が打ってあるんだけど、ほつれはこの鋲が原因で、通常ジーンズを作る際、ここに鋲は打たないんだ…とか、最近の女性ものは薄手の生地を使うことが多いから、擦れに弱いとか、厚手の生地かどうかを見分けるのは素人目には難しいので価格帯(7,000~8,000円程度)を目安にするといいよとか、メンズを買って、後でウエストだけ直すっていう手もあるとか、その際にはヒップでサイズを合わすといいとか。短い時間で、色々教えてもらった。まさに餅は餅屋。肝心のジーンズ直しは、ポケットの付け替えで対処できそうだったけど私の心の中では「元々厚手じゃないジーンズをここで直しても多分ほかがまたほつれるな。それよりは丈夫そうなジーンズをメンズで探してみたい…新品でもいいし、古着でもいいし。」と思い始めちゃったので、おそらく直しには出さないと思う。特にこれまで長身のせいで買えなかった古着モノに興味津々。長く履いて、いい感じのクタクタにしたいなぁ。今の手持ち達は厚手じゃないしストレッチだしでクタクタになる前に履けなくなること確実だから…。