女子@七転八倒はこれからだ!~闘病から社会復帰~235
※「病気」等センシティブな内容を含みます。閲覧にご注意下さい。もう、どれぐらい待ったのだろう。脂汗をかきながらタクシーでかかりつけのB病院にたどり着く頃には、すっかり夜が明けていた。医師に困り事を話しても「様子を見ましょう。」と言われて傷つく癖に。自分も「様子を見てしまう」矛盾。そんな事を考えながら、通された救急外来のベッドでだんご虫みたいに丸まっていた。婦人科がんで抗がん剤治療中である事を伝えると、採血など一通り検査の後に婦人科の診察が必要と言われ待つこと数時間。なんか、お腹が痛いのも吐き気も治まってきた。もう少し「様子を見ましょう。」すべきだったか?そんな事を考えていると婦人科の診察に呼ばれた。もう朝のルーティンの妊産婦さんの診察時間になっており、そこに割り込む形での診察を申し訳なく思う。B病院主治医のDr豆boy・Dr渡辺明棋士チームのDr渡辺明棋士の顔を見て、心底安心する自分がいた。「婦人科的には腹水も貯まっていないし、腸も大丈夫です。」いつもの理路整然としたDr渡辺明棋士。「盲腸ですね。前にもしました?」盲腸。盲点だった。結局、免疫低下からの盲腸再発。薬もらって家に着いたら昼。「色々あるね。」「昼ドラくらいのボリュームありそう。」とか言いながら。「ふざけていられて本当に良かった。」待ちくたびれた表情の霜竜がホッとした様子で言った。