あくまで個人の見解です～wellbeingブログ～

※「病気」等センシティブな内容を含みます。閲覧にご注意下さい。

TC療法6回目。治療5日目。

息切れ：+退院時

両膝痛：1～3/Max10　両膝

しびれ：手/第１関節＋弱い　足/足先～足底+弱い

だるさ：なし

食欲不振：2+　

「それで、どういったご相談でしょうか。」

退院を1日延ばし、ようやく会えた相談員だと名乗る職員が問う。

嘔吐するほどではないみぞおちの不快感で、朝食は大好きなお茶漬けにしても半分ほどしか食べられなかった。

回らない頭で経緯を話す。

「市役所にも相談に行かれてたんですね。」

市役所の労働相談担当者、蟹江恵三の話をすると、もう何も言う事はないと言わんばかりに
「この資料、良かったらどうぞ。」
足早に病室から出ていってしまった。

がんと就労について検索した際に見たことがあるサイトのページをそのまま印刷したものが手元に残った。
​
がん治療と就労の両立支援 相談対応ハンドブック [ 東京都社会保険労務士会 がん患者・障がい者等就労支援特別委員会 ]​

退院の会計が出来るまで、身支度をしていると間仕切りカーテンの外から声がした。

B病院主治医のDr豆boy！
「治療終わりましたね。退院おめでとうございます。」
いつものぼそぼそしたしゃべりでねぎらわれた。

平日午前中だよ。
本当にマメな先生。

あっけにとられながら、お礼を伝えた。

すごい人に、命を救ってもらった。
色々な人に支えて、助けてもらった。

大切に生き切ろう。

手術・化学療法と言う病院での治療が終わった。

自分の本当の「がん闘病」が、ここから始まるなんて。
まだこの時には思ってもいなかった。