あくまで個人の見解です～wellbeingブログ～

※「病気」等センシティブな内容を含みます。閲覧にご注意下さい。

落ち着かない気持ちでB病院の待合の椅子に座り、呼ばれるのを待つ。
B病院からの「遺伝子検査の結果が出ました。何時聞きに来られますか。」の電話を受けた翌日。
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遺伝カウンセリング標準テキスト [ 認定遺伝カウンセラー制度委員会 ]

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遺伝カウンセリング外来の診察を受けた際、
「手術の時に切り取った腫瘍からBRCA2遺伝子が陽性で出ていますが、全身もそうだとは限らないんです。」担当医から説明を受けた。

もし、がんにかかりやすい遺伝子変異が見つかったら。

看護師さんに名前を呼ばれ急いで立ち上がると、軽くめまいがした。
まだ年若い甥っ子・姪っ子の顔が浮かぶ。

「今回の女子さんのがんは、遺伝性の物ではありませんでした。」

英字の書類を見ながら遺伝カウンセリング外来の担当医の話に耳を傾ける。

「ありがとうございました。」
頭を下げ診察室を出る時
「やっと笑顔が出ましたね。」
担当医に笑顔で話しかけられ、自分の顔がずっとこわばっていた事に気が付いた。