※「病気」等センシティブな内容を含みます。閲覧にご注意下さい。
B病院主治医のDr豆boyの受診日。
夜明け前に目が覚めた。
足は氷のように冷え切って冷たいのに、顔から頭は汗が出て止まらない。
右の太もも内側中心にずっと違和感があり、立ったままいると浮腫んで下腹部中心にだるくてたまらない。
これは、手術の副作用のリンパ浮腫と卵巣欠落症状のはず。
診察の度、Dr豆boyにはネットや書籍で調べた対策を提案し、色々話した挙句
「様子を見ましょう。」
振り出しに戻る事を手術後からひたすらに続けていた。
Dr豆boyは腫瘍がご専門。
リンパ浮腫と卵巣欠落症状なんて、興味関心が無いのだろう。
もう、終わらせたい。
初めて受診したA病院婦人科に、「病院に来てくれた今が、治療のタイミングだったんです。」と言ってくれたDrロマンスグレーに主治医をかわってもらいたい。
今日こそはDr豆boyに伝えよう。
そう決めて、診察に挑む。
「5年生存率とか10年生存率とかって分かります?」
意を決して話した私にDr豆boyは言う。
「5年生存率とか厚労省に届け出る為にうちに受診してもらっていいですかね。」
知らんがな。
「女子、生きてますよ」って、のろしでも上げて知らせるか…伝書鳩?
「まあ、A病院に診察できるか聞いてみて下さい。様子を見ましょう。」
B病院主治医のDr豆boyの診察を終えて、今日も事態を改善させる事が出来なかった自分。
自己嫌悪で一杯だった。