※「病気」等センシティブな内容を含みます。閲覧にご注意下さい。
「様子を見ましょう。」
で振り出しに戻る、B病院主治医Dr豆boyの受診での唯一の収穫は
「いつでも仕事復帰してもいい」と言うお墨付きだった。
Dr豆boyのあまりにもざっくりした許可に、仕事内容を説明しどんな業務は避けた方が良いなどの詳細な内容を確認して行った。
確認する内容は両立支援コーディネーターのオンライン研修で学んだ事をそのまま役立てた。
治療しながら安心して働く!治療と仕事の両立支援BOOK [ 武藤剛 ]
職場に電話報告すると職場全体のトップである守銭奴から
「とりあえず、診断書を貰ってきてください。」
居酒屋でとりあえずビールを頼むような口ぶりに不安がよぎる。
私を、具体的にどんな感じで仕事復帰させようと思っているんだろう。
守銭奴のいつも通りの回りくどい話ぶりからは、全く現実的なプランが示される事はなかった。
「がんで休職・復職した前例がなければ自分が作る」
『マリーアントワネット方式』を採用すると腹を決めた。
厚生労働省の書式をそのまま引用し、自分で自分の両立支援プランを書類にまとめていった。