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2024.10.05
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テーマ:闘病記(1701)

※「病気」等センシティブな内容を含みます。閲覧にご注意下さい。





「今日、職場で話し合いの日だよね。」

身支度を整える私に向かって、霜竜が心配そうな視線を送る。
抗がん剤治療
3回目から休職し、職場復帰に向けた話し合いの面談の日。

テレビのない我が家はラジオから朝が始まる。
エレカシの「俺たちの明日」が流れた。

さあ、がんばろうぜ。

みやじに背中を押された気がした。


俺たちの明日(上巻) エレファントカシマシの軌跡 [ 宮本浩次 ]


「で、どのくらい働けるの。」

やくざみたいな口調で、幸薄が言う。

「今後の事、話をする事が出来ればと思います。」
部門の女性トップ、幸薄からはそんな内容のメールが事前に送られてきていた。

手術の時も抗がん剤治療の時も現状報告の連絡を入れていたけれど、幸薄からは
1度も返信が無かった。
今の私の状況を、どの位認識できているのか全く分からない。

「分かりません。まず、半日から出勤させてください。」

厚生労働省の書式をそのまま引用し、自分で自分の両立支援プランを書類にまとめたものを見せながら仕事復帰計画を説明した。

職場全体のトップである守銭奴は、私が持参した両立支援についての資料に釘付けである。

私を、具体的にどんな感じで仕事復帰させようなど、全く考えてもいなかったのだなと分かった。

持参したパンフレットを熟読し出した守銭奴に、半日勤務をする場合、給料をどう支払うかをもっと上の人と決めてくれと伝えた。







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最終更新日  2024.10.05 21:16:51
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