下総運転所(しもうん)のブログ

2021/10/24(日)18:04

485華で甲府に行く日帰り旅行(後編)

日記(13)

​前半​のつづき 最近は観光地に行くと無料るるぶが置いてあったりして、素人には有難いものである。 まずは駅前の信玄像のご挨拶 移動にレンタカーも考えたが今回は電動自転車を借りることとした。甲府市では電動自転車のレンタルを行っていてホテルとかで借りることが出来る。実際にホテルで借りることになった。欲を言えばクロスバイクみたいなのがよかったが、ヤマハの小径電動自転車になった。 まず向かったのが武田神社。信玄を祀っているらしい。流れで向かいにある信玄ミュージアムに行く。中の人は高校時代は日本史を取っていたので歴史もの嫌いじゃないし史跡も行くが、どうも興味が持てなかった。戦国武将好きな人はミュージアムに行ったら楽しいのだろう。列車内で見かけた銀箱を持った人を見かけた、撮り鉄なのだろうか。近くの売店で野沢菜のおやきを食べた。おやきが長野県なのは知ってる、気分で食べた。 武田神社 次は延々と坂を上って行き10km先の昇仙峡方面を目指す。借り物の電動自転車で行く距離ではないが魅力的な観光地が他になかった。「クロスバイクがいい」とか思っていたが、ここは電動なしでは行けなかった。平坦路10kmなら幾度となく自転車で走っているが、延々と上っていくだけなので目的地にたどり着くかさえも怪しかった。 ここで豆知識的なことを書くと、電動自転車は速度によって出力が変わり、速度が上がるにつれアシストが効かなくなる。つまりアシストの力に出来るだけ頼りたいならば低速で走るべきである。たまに車が通るだけの道を10キロ前後の速度を保ちながら走っていく。だれもいないところでただ自転車のペダルを漕ぎ続けるだけなのも意外と楽しかった。ただちゃんと目的地に着くか、借りたところまで返せるかが心配だった。 県営駐車場から上流方面を望む 昇仙峡入口まで上っていき、そこからはバスで移動になる。バスでさらに上へ行き、渓流沿いを歩いて下りながら自転車のあるところまで戻る流れになる。バスは路線バスとかと違い特殊な運行形態の模様、乗り物ヲタクなのに説明はできない。運転手がコミカルに話しながら車窓の説明をしながら走っていく。 バスといってもキャラバン バスを降りた後は渓谷沿いに歩いて行く。多くの人でごったかえす感じでもなく、人が多くて撮れないってこともない。変わらず天気も良く居心地のいい場所であった。写真を撮るのも楽しい。突き抜けて尖った岩は覚円峰と言い一番の見どころらしい。 遊歩道から見える仙娥滝 渓流沿い遊歩道から覚円峰を見る 写真だとわかりにくいが結構デカい 信越本線の横川駅から見える妙義山的な感じ 再び自転車のところに戻り駅の方へ帰っていくとする。基本的に下っていくが上り坂もちょくちょくある。行きも通った和田峠を下っていく。交通量の少ないいろは坂と思ってもらうと分かりやすいだろう。かなり攻めて走ってみたが小径自転車なので安定しないのとブレーキが壊れないかが心配だった。峠の途中の広場により写真を撮っていく。ここもまた盆地がよく見える。そのまま駅の方に戻り自転車を返した。 一日お世話になった自転車と記念撮影 これで20km近く走った どこだかわかる様に 実はまだ昼ごはんを食べていない。冷やしたほうとうをおざらと呼ぶらしく、おざらが食べれる店に行ってみたがランチ営業は既に終わっていた。鉄道旅行をしている方なら分かると思うが、旅行先で名産を食べたいときは駅周辺のビルに入っているお店に入るのが無難である。おざらと天ぷらのセットを食べた。 昼飯 相変わらずノープランなので何で帰るか迷っていた。選択肢としては、高速バス、特急列車、普通列車と言ったところだろうか。家の帰着時間と値段と何に乗りたいかを勘案した結果、かいじと普通列車に乗り、高尾から京王で帰ることになった。これを決めて大急ぎでおざらを食べた。 E353系は初乗車で、チケットレスで特急に乗るのも初めて。老兵485と打って変わってキレイで、乗り心地もよくて速い。車体傾斜装置も実感できた気がする。あっという間に大月に着く。勝手に富士回遊と連結すると思ってたが、どれでもこれでも連結するわけじゃないんだな。趣味人的には全席指定やチケットレスサービスを良く思ってないが、これだけ早く快適に移動出来てさらに指定席で、この値段なら良いと思う。 ド逆光キツい ガラガラだった 列車で出かけると酒が呑める、これは大きなメリット 一応信玄餅クレープも食べておく きっぷ買ったときのスクショ こうしないと残らない 大月からは211、ロングシートは好かないけど寝てたからすぐに相模湖だった 高尾から京王線に乗るのは初めてである。優等列車は混んで座れないかと思ったが、先頭まで行ったらガラガラだった。味スタでイベントがあった様で、飛田給に臨時停車して一気に混み始めた。無事に新宿に到着。ターミナル駅で両側のドアが開くのはやはり慣れない。 また準特急で戻っていくんすね 久々のノープランなひとり旅はとても楽しかった。昇仙峡まで自転車行く判断は常人ではまずしないだろう。思いつきで滅茶苦茶なことが出来るからひとり旅は止めらんねえんだよなあ。でも、コロナが収まったら人と旅行行きたいですね。

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