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2014.08.17
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カテゴリ:その他

どうも~。ライトノベルだからと馬鹿にせず、読んでみることもいいのではないだろうかと思うシムカです。

私は本が好きである。特に好きになったのは大学生になってからで、図書館をよく利用したのを覚えている。

とはいえ読書が趣味――という程読んでいるのかと問われれば肯定し難いのだが。

その頃からだったろうか、数としては少なかったがライトノベルなんかも読むようになったのは。

今日はそのラノベの中で自分が一番好きな作品である『ケモノガリ』が終わりを迎えたので、

その紹介を含めた感想などをだらだらと述べていきたいと思っている。








ケモノガリ』とは?

Bullet Butlers』や『あやかしびと』などのシナリオライターで知られる東出祐一郎氏が世に出した、

初のオリジナル小説(『Bullet Butlers』の外伝小説が以前にあった)である。全8巻。





ラノベというと、多少の違いはあれ萌え系ハーレムが基本と思われがちだがこの作品はそれらと無縁だ。
(* まぁ、結果的に主人公は多くの女性から好意を寄せられる事になるのだが)

物語はごく平凡な少年少女たちが、“人間狩り”という恐るべきゲームに巻き込まれるところから始まる。

むしろある意味“ガガガらしく”、もうそれはそれは人が死にまくる。

ただ死ぬのではない。真っ二つになったり、毒ガスで死んでみたりとそれはもう“普通”ではない。

つまりは無抵抗な少年少女たちが殺されていくだけの物語なのかと問われればそうでもない。

また、例えばだが主人公が『Bullet Butlers』のように生きた銃を持っているわけでも、

あやかしびと』のように妖の力を持っているわけでもない。

主人公は“ある才能”だけで反撃をする。それもまたこの作品の魅力の一つなのかもしれない。

そして前述した作品群からも分かるように、戦闘シーンの描写などは申し分ない。

少しでも興味が沸いた人は、是非1巻だけでも手にとってほしい。すぐに続きも購入してしまうだろう。













ここからは大きくネタバレを含んでいるので、未読者は注意して欲しい。

そもそも私がこの作品を読んだのは、前述した東出祐一郎氏が手掛けていたからである。

Bullet Butlers』や『あやかしびと』は私が大好きなゲームなので、絶対面白いだろうと思っての事。

勿論、同出版社から出ている『Bullet Butlers』の外伝小説もとうの昔に読破している。

結果、読んでみれば続きの発売を待ち望む一人になっていた。

事実ブログ内でも何度も触れたので、このブログを見続けてくれている人は名前くらいは見た事があるかも。





1.ケモノガリ 1

プロローグでいきなり女の子が無残に殺される辺り、その後の展開が甘い恋物語の学園生活でない事を悟る。

私が惹かれたのは、よくある“主人公が能力に目覚めて敵を倒す”といったものではない点だ。

あくまで主人公――楼樹が“殺人の才能”を活かして敵を殺すという点にある。

絶望的な状況で眠っていたその才能が目覚めるわけだが、ある種ベタな展開だろうとこれが良かったと思う。

こう言うと『Bullet Butlers』などを否定するようだが、そういう意図は全くないし、

それはそれ、これはこれといった感じだろうか。

また、ここでは作中のように“鎖を外した”という表現をさせてもらうが、鎖を外して戻れなくなっても

生き残った者を守り、復讐のため立ち上がる事を決意した楼樹とあやなが別れるシーンは素晴らしい。

そう、ここで主人公が敵を倒して、生き残り皆で家に帰りました、めでたしめでたしでは駄作だった。

無論まだまだ続きがあるようにした方が面白いからというのもあるのだろうが。





2.ケモノガリ 2

丸々一年を経て発売を迎えた2巻。勿論続きがあれば読みたかったが、著者もあとがきで書いているように

シリーズ化するとは思っていなかったようで、正直発表時には私も驚いたのを覚えている。

さて、当然主人公――楼樹の立場は1巻とははじめから大きく異なっている。

彼は狩られる側から狩る側になったのだ。ケモノガリとなった彼の戦闘シーンはまさに見物である。

そして2巻は数少ない仲間であり、最終巻まで行動を共にするシャーリーや、

2巻のヒロインで後々にも顔を出すグレタと出会う。

リストに記された人間を狩っていく中で、今度は小国の大統領を狩るというのだから話が大きくなってきた。

いやはやしかし、2巻といえばある意味最後の衝撃度は他の巻を凌ぎかねないだろう。

さすがに車椅子の婆さんが“ああなったら”、読みながらも呆然となってしまうのも致し方ない。





3.ケモノガリ 3

2巻の発売から半年後くらいだったろうか? 2巻の終わり方からもまだまだ続くだろうと予感はしていた。

3巻はシャーリーと行動を共にする中で、新たな仲間――というより相棒だろうか?

イヌガミや、2巻の終わりで顔を合わせた“お互い殺し合う相手”と認識するアストライアも登場。

ここら辺から段々と『クラブ』とは一体何なのか、といった面にも触れていっている。

ちなみに私は楼樹とイヌガミのコンビ大好きでござる。





4.ケモノガリ 4

3巻の終わりで明かされた、次期教皇候補が『クラブ』のメンバーであるという衝撃の事実。

だが仮にどんな立場であれ『クラブ』のメンバーである以上、楼樹が動かない理由など無い。

CIAのシャーリー、新たな仲間イヌガミを迎えてバチカンへ向かった楼樹。

あやなが再登場したのは意外だったな、まぁ最終的に楼樹とあやなとアストレイアの物語だったってのにも、

今思えば素直に頷ける面が大きかったとは思う。

そしてやはり楼樹を救えるのはあやななんだな、なんて当然の事を改めて認識させられた。





5.ケモノガリ 5

ローマ編の完結編。一体何人の強敵や娯楽提供者を倒してきたのか分からなくなってきた。

正直この辺りから主要キャラクターの名前だけ覚えて、娯楽提供者は把握しきれなくなっている。

告白すれば完全に覚えている娯楽提供者なんて数えるほど。

こんな事をしてきた奴”とかで覚えてしまっているのは笑い話。すんませんもの覚え悪くて。

でもセシリアは悲しかったなぁ。グレタと同じ祖国で楼樹の心配をする一人になるとばかり……。





6.ケモノガリ 6~8

ここから一気に話が進むのでまとめさせてもらう。

ローマの死闘を乗り越えていよいよ終わりと全貌が見えてきた『クラブ』。

全然関係ないけど6巻のカラーページ、あやなとグレタの2ショット大好きです。壁紙にしたいでゲソ。

ネタバレ有とは書いたけど、やっぱ6巻以降に関しては多くを語らないでおこうかな。

まぁハッピーエンド厨としては、楼樹くんは壊れたけど世界は平和になりましたとさ――で終わらなくて

よかったって感じかな。ベタとか言うかもしれないけど、それがいいんだようん。王道王道。

最後に楼樹が目覚めて「おかえり」「ただいま」くらいの会話を交わして終わるのかな? と思ったけど、

ああいう復活をしてくる辺りは“ケモノガリ”らしさが見えたんじゃないかと思う。










いやはや、短くしたつもりが読み返すと長々と文字だけ書いてしまった。

まぁ恐らく『ケモノガリ』という作品に触れるのはこれで最後になるだろう。アニメ化なんて無理だろうし。

そもそも アニメ化=名作 ではない。アニメ化=ゴール アニメ化=素晴らしい というわけでもない。

そんな素晴らしい作品の一つがこの『ケモノガリ』であると確信している。

繰り返しになるが、少しでも興味を抱いた人は是非とも手にとって欲しい。

んでは本日はこの辺で~。今日もビリッと頑張るぞーっ!(>ω<)ノ

☆ァディオス☆(`・ω・´)ノ






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Last updated  2014.08.17 03:09:42
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