2008/12/08(月)21:41
悪夢の一ヶ月間【父の入院】
自分が風邪で体調を崩していた頃、母から連絡が入りました。
父の状態が思わしくないため、入院するとのこと。
私もすぐに病院に向かおうと思ったのですが、
意識ははっきりしているため、軽度であるから心配ないとの事で、
週末に訪れることにしていたんです。
ところが…
その晩、母から「すぐに来て欲しい」という悲壮に満ちた連絡が入りました。
夜になって、父の容態が突然悪化したというのです。
いつもは毅然としている母の口から 「覚悟しなければならない」 との言葉…
自信の心の整理がつかないまま、病院に向かいました。
集中治療室に運ばれた父は、既に意識がない状態でした。
先生の話では、今回の(脳)出血は小さなものだったのですが、
何らかの原因で、前回の出血箇所も破れてしまったとのこと。
「同じ箇所で2度目ということで、かなり危険な状態です」と言われました。
前回の入院時より、いつかはこういう時が来ることは覚悟していましたが、
いざその場面に直面すると、尋常ではいられなかった事を覚えています。
一晩付き添った後、翌日はいったん会社に出社しました。
その後は、できる限りで母と交代で病院に通う日が続きました。
1週間…父の容態に変化はありませんでした。
(入院時に立ち会っていれば、話ができていただろうに…)
後悔の念に駆られながら、回復を祈っていました。