いつかは宮古島へ

2008/12/08(月)21:41

悪夢の一ヶ月間【父の入院】

ふと思います(165)

自分が風邪で体調を崩していた頃、母から連絡が入りました。 父の状態が思わしくないため、入院するとのこと。 私もすぐに病院に向かおうと思ったのですが、 意識ははっきりしているため、軽度であるから心配ないとの事で、 週末に訪れることにしていたんです。 ところが… その晩、母から「すぐに来て欲しい」という悲壮に満ちた連絡が入りました。 夜になって、父の容態が突然悪化したというのです。 いつもは毅然としている母の口から 「覚悟しなければならない」 との言葉… 自信の心の整理がつかないまま、病院に向かいました。 集中治療室に運ばれた父は、既に意識がない状態でした。 先生の話では、今回の(脳)出血は小さなものだったのですが、 何らかの原因で、前回の出血箇所も破れてしまったとのこと。 「同じ箇所で2度目ということで、かなり危険な状態です」と言われました。 前回の入院時より、いつかはこういう時が来ることは覚悟していましたが、 いざその場面に直面すると、尋常ではいられなかった事を覚えています。 一晩付き添った後、翌日はいったん会社に出社しました。 その後は、できる限りで母と交代で病院に通う日が続きました。 1週間…父の容態に変化はありませんでした。 (入院時に立ち会っていれば、話ができていただろうに…) 後悔の念に駆られながら、回復を祈っていました。

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