新之助とクミョンの房子

三日目の朝ごはんはすごく楽しみにしていたお店
「阜杭豆漿」で台湾式モーニングセットをいただきました。

豆漿（トウジャン）は豆乳のスープ、漿はどろっとしたスープのことを言います。
クミョン達はそれに小さくした油條（ヨウテャオ）や葱の入った少しピリ辛
なのをオーダーしました。何も入っていない豆漿に大餅で巻いた
油條を漬けて食べるのが現地ピーポーの基本的食べ方みたいです。

朝５時半から１１時半まで、ひっきりなしにお客さんが訪れる人気店です。
クミョン達は内用です。外帯して帰るお客さんの列の方が長いみたい。

カウンター内は大忙し！何をオーダーするか並んでいる間にしっかり
把握しておかなくては！心配御無用、ここでも日本語メニューがありました。

油條は３０ｃｍくらいあります。食べているすぐ横に作業場がありました。
釜で焼かれる大餅、次々製造され次々消化されていきます。

窓際の席で裏町を眺めながら木の机でのどかな朝ごはんです。
これこそスローフードでございます。一見油っぽいですが朝の胃に
すっきりと収まっていきます。倭国にあれば毎朝食べたいくらいです。

やっと美味しい！と言えるものにありつきました。
幸せな気分で今日も台北の街に突入です。

ＥＮＤ