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2018/12/23(日)11:43

ルター、学校へ行く(通信制高校5年目 その3):tweetしつづける+職場はみんなでつくるもの

ルター、学校へ行く(通信制高校5年目2017)(25)

先日は職場で女性のみでミーティングする機会があった。みなさん、私よりも20歳近く年下である。ということで、ルターは気兼ねなく発言しやすい状況がある。  話の後半、新人男性(複数名)の話題になり、「話を聞く態度がなっていない」という証言が各所から出てきた。「朝礼時に腕組みをして椅子に反り返って座っている」「話を聞くときに『前にならえ』の先頭の人がするポーズになっている」というのは、確かに話を聞く姿勢が確立しているとは言いがたい。先日の朝礼時は目に余ったので、ルターは「ノート取った方がいいですよ」と声がけしたのだが、某氏はノートを取り出してみたものの、最後までノートを取る様子はなかった…、まあ、辛いこともあるんでしょうと、そんな話をルターはした。  すると、女性の皆さんはそういう人には「相手は変わらない」「某氏が困ったときになっても助けてあげない」と言い、すっかり見切りをつけてしまったようす(早い!)。ルターはビックリし、「皆さん、男の人は大変なんですから、大事にしてあげましょう。私は懲りずに小鳥のようにピヨピヨとtweetし続けます! 30字以内で。」と宣言。それを聞いてMさんが「そんなに少ない言葉ですか!」と応じてくれたので「150語では多すぎるので、30字以内で『体を前に向けましょう』『ノートをとりましょう』のように負担にならない程度に、tweetします!」とさらに言うと、みなさんも笑顔になってくれた。 心優しいMさんが「悪口大会になってしまったから、もうこの話題は止めましょう」と言ってくれたのを受けて、話は終わった。ルターはMさんに向かって「いやいや、みんなで事実共有したのであって、悪口ではないですよ」と話した。それはそんなにみんなが気にしていたということが鈍感なルターには分かっていなかったし、女性の皆さんはドライで見切りがこんなに早いとは思わなかったので貴重な機会だったと感じたからだった。みなさん教育現場の人なのですからモチッと「教育的」「温情的」であっていいのではと願うルターは甘いのかなぁ…。  そのミーティングの後、Oさんからは「ルター先生、いつもの女神対応だなと思いました。」と言ってもらえたが、ルターは「あのtweet発言は某氏を変えたいというのではなく、あの場にいた女性の皆さんに伝えたくて言ったのです。男性と女性の溝を広げるのではなく、歩み寄らないといけないと思って。」と話した。 ルターは来年は職場を去る予定なので、こういう機会を通じて、伝えられることは伝えて行きたいと考えている。新英研の柏村さんの実践で教えていただいた「授業はみんなでつくるもの」という言葉が想起された。「職場はみんなでつくるもの」「社会はみんなでつくるもの」、こういう言葉を忘れないように明記しておきたい。

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