2026年5月23日、四会憲法記念行事シンポジウム「学問の自由と私たち~政治権力による学術への介入を考える~」(於:オンライン)に参加
管さんの投稿で教えていただいたZoomのシンポジウムに参加しました。管さん、ご紹介ありがとうございました。生成AIのClaudeをお読みになっていただき、そのあとはご関心あれば、和田のメモをお読みください。 https://niben.jp/news/event/2026/event_20260523symposium.html20260523 四会憲法記念行事シンポジウム 「学問の自由と私たち ~政治権力による学術への介入を考える~」 ◆玄人さん(Claude)による要約2026年5月23日、四会憲法記念行事シンポジウム「学問の自由と私たち~政治権力による学術への介入を考える~」(於:オンライン)に参加しました。長谷部恭男さん・加藤陽子さん・石川健治さんのお三方が登壇。石川さんは「ゲッティンゲン七教授事件」を軸に、日本国憲法23条の「学問の自由」が大学の自治を含む広い解釈を持つことを論じました。加藤さんは任命拒否当事者として、公文書管理・政府監視の重要性を訴えました。長谷部さんの「自分が主人公というナラティブをみんなが信じていれば、人々をコントロールできない」という指摘は、英語教育にも通じる言葉として心に残りました。 ◆私の全体の感想:今回のテーマは「学問の自由」ですが、2020年10月「日本学術会議会員の任命問題」(指名された105名の候補者のうち、加藤さんを含む6名の任命を菅義偉内閣が拒否)が根底にあります。英語教育に関わる私にとっても、学問の自由を考える良い機会となった会でした。石川健治さんは「持ち時間が30分しかないが30時間くらい話せます」という出だしが理解できるくらい有益なお話だった。ハノーファー王国のエルンスト・アウグストが起こした「ゲッティンゲン七教授事件」を教えていただき、感謝です。大学の分類(英仏独)がわかりやすかった。私の理解ですが「権力と権威は一人に集中させない。『企業体としての国家』と『広場としての国家』を均衡させることが必要であり、そこには批判が不可欠(例えば、日本学術会議の諮問)」。政府を見張るには、日本学術会議と市民が手を取り合うことが必要だと思いました。その架け橋になるお話でした。加藤さんは45分間のお話でしたが、濃い内容でした。「公文書を残すこと」「政府の予算・支出を厳しく監視すること」の大切さを再認識しました。 パネルディスカッションで、(正確なメモではないのですが)長谷部さんが「自分が中心(主人公)というナラティブ(物語)をみんなが信じていれば、人々をコントロールできない(国はまとまらない)」と話されたのが心に残りました。英語教育にも関わってくるお話です。為政者が提示する「物語」に要注意です。 個人的には、昔、オウム真理教の事件があったときに村上春樹さんは、麻原彰晃の提示した「粗雑な物語」に若い信者が取り込まれてしまったと分析されていたのですが、そのことを想起しました。また、YouTuberチャンネルのコヤッキースタジオ「世界の秘密を知る人にすごい話を聞きました」のことも思い出しました。 ~~~~~~~~~~日弁連サイトから抜粋: https://niben.jp/news/event/2026/event_20260523symposium.html開催日:2026年05月23日「学問の自由は、これを保障する。」日本国憲法は、23条でこのように定めました。しかし、この規定は明治憲法にはありませんでした。戦前、学術研究や学説の内容に国家権力が介入した歴史を踏まえて、日本国憲法に特に規定されました。では、学問の自由とは何を保障し、何を守るものなのでしょうか。学問・学術研究に政府が干渉することで、私たちのどのような自由・人権が侵害され、また市民社会にどのような影響が出るのでしょうか。折しも、学問の自由への侵害との指摘もあった、日本学術会議会員6名の任命拒否問題、それに端を発する学術会議の組織改編を内容とする法人化法が、本年10月に施行予定です。本シンポジウムでは、戦前における国家による学問への弾圧の歴史と教訓から、学問の自由が日本国憲法に特に規定された趣旨とその役割・重要性を考察し、学問の自由とは何を保障し守るものなのかを再認識するとともに、学術会議問題の本質をも改めて探求する機会にしたいと考えます。 2026年5月23日(土)午後1時から午後4時30分(予定) 基調講演講演者長谷部恭男さん(早稲田大学法学学術院教授) パネルディスカッションパネリスト長谷部恭男さん(早稲田大学法学学術院教授)加藤陽子さん(東京大学大学院人文社会系研究科教授)石川健治さん(東京大学法学部教授) コーディネーター福山洋子さん(弁護士・第二東京弁護士会) 1)長谷部恭男さん◆私の感想:すみません。メモ取っていません。 ●企業体(universitas)国家と広場(societas)としての国家 ●Wikipedia引用:東大ポポロ事件(とうだいポポロじけん)とは、東京大学の公認学生団体「ポポロ劇団」が演劇発表会を行なった際に、学生が会場にいた私服警官を取り調べたところ、所持していた手帳から警察官のスパイ行為が発覚、暴行を加えた事件。日本において大学の自治に関する最高裁判所判例をもたらした事件であり、日本国憲法第23条に保障する学問の自由及びそこに含まれる大学の自治が問題となった。ポポロ劇団は1952年2月20日、東京大学本郷キャンパス法文経25番教室で松川事件をテーマとした演劇『何時(いつ)の日にか』(農民作家・藤田晋助の戯曲、1952年1月発表[1])の上演を行なった。これは大学の許可を得たものであった。上演中に、観客の中に本富士警察署の私服警官4名がいるのを学生が発見し、3名の身柄を拘束して警察手帳を奪い、謝罪文を書かせ、学生らが暴行を加えた。 2)石川健治さん●Wikipedia引用:石川 健治(いしかわ けんじ、1962年 - )は、日本の法学者[1]。専門は憲法学。東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授。樋口陽一門下。「現代憲法学の鬼才」(西原博史)とも評される。学部時代、政治学者の篠原一のゼミに所属していた頃に憲法学者を目指すように薦められ、卒業後直ちに助手に就任し樋口陽一に師事する。 ①イギリス型大学:在野②フランス型大学:パリ大学が典型。国家主導。③ドイツ型大学:ゲッティンゲン七教授事件を経て、フランス型からイギリス型へ。 ハノーファー朝は1714年以来、イギリスとドイツで同君連合だった。しかし、ドイツは男系だったため、ヴィクトリア女王はドイツを統治できず、エルンスト・アウグストが即位。 ●Wikipedia引用:エルンスト・アウグスト(Ernst August,1771年6月5日 - 1851年11月18日)は、第4代ハノーファー王。1837年にウィリアム4世が死去すると、ケント公エドワードの遺児ヴィクトリアがイギリス王位を継承した。しかし、ハノーファー王位の継承はサリカ法に基づいており、エドワードの弟であるカンバーランド公アーネストが継承することとなり、イギリスとハノーファーの同君連合は解消された。ハノーファー王国では1833年に自由主義憲法が定められていたが、新たにハノーファーのみの王となったエルンスト・アウグストは、即位早々に新憲法の破棄を宣言した。そして、これに異議を唱えたグリム兄弟をはじめとするゲッティンゲン大学の教授7人が追放あるいは免職になるという事件(ゲッティンゲン七教授事件)が起こった。 ●Wikipedia引用:ゲッティンゲン七教授事件(ゲッティンゲンしちきょうじゅじけん、ドイツ語: Göttinger Sieben)は、ドイツのゲッティンゲン大学で1837年に、ハノーファー国王エルンスト・アウグストの政策に異議を唱えた7人の教授が追放ないし免職となった事件。通称ゲッティンガー・ジーベン(ゲッティンゲンの7人の意)。 1918年 澤柳事件 佐々木惣一1933年 瀧川事件 1335年 天皇機関説事件 カールシュミットの制度体保障 日本には戦前は学問の自由がなかった。GHQ草案 Article XXII Academic freedom and choice of occupation are guaranteed.第21条 学問の自由は、これを保障する。 当時、議論を経て、「研究の自由」と「教授の自由」を盛り込んだのが「学問の自由」となった。 ★石川健治さんは「ドイツ型を勝ち取った国の憲法にだけ現れる学問の自由条項」という見立てをしている。 文理解釈では国民の勉強の自由という解釈で狭くなってしまう。 しかし、精神史的解釈(ゲッティンゲン七教授事件を経て、大学の自治を含む解釈)が有力になった。 他大学で帰国子女の入試を担当していて、憲法に大学の自治は書いてありますか(答えは「書いてある」)と質問したことがある。 ★石川健治さんは「憲法典の個性を説明することが必要」だと主張している。 制度 個人の人権 vs. 団体(大学)の人権 が生じている。 天皇家は残り、華族は消えた(憲法14条)。= 抵抗勢力の生き残りをどう評価するか? 自由化特権か?ドイツでは、協会が生き残っているが、日本では政教分離を強行している。 性法制定権力(造物主) vs. 創られた権力(立法権・行政権・司法権・憲法改正権)→ 憲法改正の手続き ※ここのお話が難しくて理解できなかった! 1918年大学令を通じて、ドイツ型(官製大学)とは異なり、国公立も私立も同じ扱い。 『職業としての学問』 専門職としてのザッヘ。世間とは違う、固有法則が学問(専門)にはある。専門職を尊重する(大学の自治→アカデミックコミュニティーへの広がり)=機能的自治論→ 日本学術会議 ★日本学術会議はどう戦うか?イノベーション・システムの1プレーヤーとしか見なされていない状況がある。① 更地(自由論)で戦わざるを得ない。そこに困難がある。② 23条の大学の自治論で戦うこともできる。 96条と23条 ★まとめ:大学はイノベーション・システムと異なる!R・コーワンによれば、大学は「目的論的でない反省が制度化された唯一の制度」である。防波堤としての学問の自由がある。(美濃部達吉のことを考えれば、1つの穴で決壊することがある。) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2)加藤陽子さん「学問の自由と私たち~政治権力による、学術への介入を考える~」学術会議問題の本質とは何か~考えるためのヒント~ ●Wikipedia引用:加藤 陽子(かとう ようこ、1960年 〈昭和35年〉10月 - )は、日本の歴史学者。専攻は日本近現代史。学位は、博士(文学)[2]。2020年には、日本学術会議の新会員候補に推薦されたが、他の5名の候補とともに、内閣総理大臣菅義偉によって任命を拒否された。2026年3月31日、東京大学を定年退官。 加藤さんの問い;なぜ2020年は14万人もの署名が集まるほどの反応があったのに、2025年法制化された際に、市民・国民が反応・共感しなかったのか? 日本学術会議という組織の特異性にあったのではないか? 日本学術会議法(1948年7月10日法律第121号) 例)日銀と政府で(国会を通さず内閣官房の成長戦略会議が)金融政策を進めている。2013年安倍晋三首相の「アコード」 → 高市早苗首相 ◆参考:ネット検索した論文の抜粋(アコードの意味がわからなかったので…):木村二郎『安倍政権下の「量的・質的金融緩和」政策に関する一考察』https://www.andrew.ac.jp/soken/assets/wr/sokenk228_2.pdf2012年12月の第46回衆議院総選挙において自民党が勝利し, 安倍内閣が成立した。安倍首相は「デフレからの脱却」を目指して, 大胆な金融緩和と機動的な財政出動そして成長戦略という「三本の矢」を推進することを就任演説で宣言した。2013年 1 月には, 政府の圧力のもとで, 日銀 (白川総裁) は, 政府との共同声明 (「日本版アコード」) を受けて,「 2 %の物価安定目標」を掲げることになった1)。 3 月に日銀総裁に就任した黒田東彦氏は, 4 月 4日に「量的・質的金融緩和」(以下, QQE1) を導入した。 「有識者会議」に参加している六車治美さんのコメントを引用。◆参考:https://www.nikkei.com/prime/veritas/article/DGXZQOUB032CL0T00C25A2000000六車 治美(むぐるま・なおみ)三菱UFJモルガン・スタンレー証券 チーフ債券ストラテジスト ◆私の感想:安倍政権以降、政府(内閣)によって私的な「有識者会議」の意見が用いられ、公的な諮問機関の日本学術会議の意見がスルーされているということだと理解した。 例)2022年安保三文書の会議高坂正堯さんの教え子の中西 寛さん「国民に見えないので、疑念の余地があるかもしれない」アメリカのNSS LDS LPRに対応する文書を内閣府で半年で策定していた!「防衛費を2%増やす」と日本の首相はアメリカに言わされている。「なぜ2%?」が問われていない。 ●Wikipedia引用:中西 寛(なかにし ひろし、1962年8月24日 - )は、日本の政治学者。京都大学大学院法学研究科教授。2016年から2018年まで京都大学公共政策大学院研究科長。専門は国際政治学。京都大学では高坂正堯に、シカゴ大学時代は入江昭に師事する。高坂と同じくアメリカ重視の現実主義外交を唱える。政治家の前原誠司は高坂ゼミでの一年後輩に当たる。第2次安倍内閣の安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会の有識者委員であった。 ●Wikipedia引用:安保三文書(あんぽさんぶんしょ)は、岸田文雄内閣が2022年12月16日に国家安全保障会議決定および閣議決定した日本の防衛政策における3つの文書の総称である。「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の3文書で構成される。論争となってきた反撃能力の保有が明記され、その方針が確定した。 ★加藤さんが任命拒否されたときの心境村上陽一郎さんに「加藤さんは任命拒否されても自由に発表している。弾圧されていないじゃないか」と言われた。「踏まれた人は下から見える!」加藤さんは当時、授業などはしていたが、朝、ベッドから起き上がるときに、「自分は人を殺していない、嘘をついていない…」を確かめないと、起き上がれなかった。◆私の感想:加藤さんは今は言語化出来るが、当時そのくらいショックを受けられていたということで、深く同情しました。 ●Wikipedia引用:国際リニアコライダー(こくさいリニアコライダー、英: International Linear Collider、略称 ILC)とは、超高エネルギーの電子・陽電子の衝突実験を行うため、国際協力によって設計開発が推進されている加速器計画。一方で、2018年12月19日、日本学術会議は、「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する所見」を文部科学省に提出した中で、日本へのILC計画誘致を支持しないことを明らかにした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~パネルディスカッション ●パネリスト長谷部恭男さん(早稲田大学法学学術院教授)加藤陽子さん(東京大学大学院人文社会系研究科教授)石川健治さん(東京大学法学部教授)●コーディネーター福山洋子さん(弁護士・第二東京弁護士会) 石川さん:ソシエテを広場と訳す。長谷部さん:企業体(universitas)は法人。 ◆私の感想:(正確なメモではないのですが)長谷部さんが「自分が中心(主人公)というナラティブ(物語)をみんなが信じていれば、人々をコントロールできない(国はまとまらない)」と話されたのが心に残りました。英語教育にも関わってくるお話です。 石川さん:権力と権威という問題。一人に集中させて良いかという議論があるが、均衡が必要。企業体としての国家と広場としての国家を均衡させることが必要だと思う。均衡を保つためには批判が必要なのに…。美濃部達吉の例がある。村上陽一郎さんの授業を取っていたので好きだが…。 加藤さん:1932年 秩父宮が昭和天皇に親政を提言。しかし昭和天皇は憲法を停止できないと言う。学術会議の記録がきちんと残っている。天皇家は記録の蔵。 石川さん:政府は内閣人事局で官僚をコントロール。同じように大学人をコントロールしようとしているが、加藤さんにはへこたれないでほしいと思います。 加藤さん;イタリアの学会が「ガリレオ裁判のようだ」と言ってくれた。菅内閣は時計を取られたような経済人を選んだ。学者のクローチェ。 コーディネーターの福山洋子さん:平和国家の岐路ともいえる。殺傷武器の輸出緩和の問題もある。市民社会と学術との連帯が必要。 石川さん:批判精神をどこまで保つか。長谷部さん:権力者を縛ることは権力者のためになっている。「すぐ結論を」と権力者は考えるが、権力者が氣がつかない問題に氣づける機会になる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆私がブログに書いた記事です。2023/07/16 「飲み込みがたいグレートリセットを喉越し良くする」意図 コヤッキースタジオ「世界の秘密を知る人にすごい話を聞きました」https://www.youtube.com/watch?v=IIvI1nImU28&t=16s 2016年のダボス会議に出席した「大木さん」のお話。平たく言えば「コヤスタさん、大丈夫ですか? 彼らの『物語』の宣伝役に使われてしまっていますよ」(動画削除してもいいくらいでしょう)15:58 (グレートリセットについては)「国を守るため、その流れに乗る事が各国の政府の判断かもしれない」17:57(クラウス・シュワブ著『グレート・ナラティブ』について) 「人々がそれを納得して行動に移すためには『物語』が必要ということなんですよね」18:08「コヤスタもひとつの『ナラティブ』を生んでいる場だと思うんですよね」 以上の3つの引用に「ご出演された意図」が読み取れるのではないでしょうか。1つ目の発言、「飲み込みがたいグレートリセットを喉越し良くする」意図が感じられます。2つ目の発言、露骨すぎて寒気がしますね。3つ目の発言でわかるように、チャンネル登録者数100万人のコヤッキースタジオは大きな影響力があるチャンネルになったからその影響力を使いたい。私はそのように感じました。 2024/09/24追記:コメント欄を読み直したら、真っ当な意見にあふれていた。 @takako4118さんのコメント:ダボス会議に出たと言う彼は一体何者?結局宣伝に来ただけのような…ま~あちらの回し者って印象が拭えない感じ…コヤスタさんには悪いけど…何かな~ @iNsaD-p3eさんのコメント:人々を ダマス 会議とも言われてる @kubotaremix4852さんのコメント:さすがコヤスタの視聴者、コメ欄見ると鵜呑みにしない民に溢れてて安心した! @栃内弘己さんのコメント:問題はその会議の目的が悪意に満ちてないかどうかですよ。気候変動の嘘、それによってCo2削減のためだと言って牛などの家畜を殺処分したり、持続可能なエネルギーと称して太陽光パネルの設置のために森林を伐採したり、それが本当に我々のためになるのか、個人個人でよく考えてみることが大事です出席された方はなぜ選ばれているのかも考えてください。