ESCO(Energy Service COmpanyの略。エスコと読む)事業とは、工場やビルの省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し、それまでの環境を損なうことなく省エネルギーを実現し、さらにはその結果得られる省エネルギー効果を保証する事業です。
回収できなかった省エネ相当分を顧客に保証する義務を負うことなどを特徴としたビジネスです。
ESCO事業導入による 省エネ効果をESCOが保証 するとともに、省エネルギー改修に要した投資・金利返済・ESCOの経費等は、全て省エネルギーによる 経費削減分でまかなわれ、、契約期間終了後の経費削減分は全て 顧客の利益 となります。
対象としては省エネルギー改修工事を行なう既設の建物、施設が対象です。
●オフィスビル、庁舎(政府機関、地方自治体)
●ホテル
●病院
●一般商業ビル
●学校群、研究機関等の建物
●工場施設
など があげられています。
一般的な省エネルギー改修工事は、対応可能な箇所から段階的に実施していくことが多いですが、ESCO 事業の場合には、計画・立案において、省エネルギーの可能性のある全ての工事手法を一括検討します。 ESCO事業者は、回収期間の長短、事業採算性の有無、省エネルギー効果のバランスを考えた包括的提案を行います。
又、エネルギー資源のさらなる有効活用が求められている現在、経済産業省や金融機関では、省エネルギー対策について様々な支援を実施している=対象であれば国等の補助が得られるということらしいです。
潜在的工事投資規模は2兆5000億円にのぼるとのこと・・
要は初期費用がかからず、効果を保障し、収益はその成果の中からしかもらわなく、しかも、部分的な改修ではなく、トータル的な提案をする、国からの援助もでる、というビジネスで、多分、CO2削減、CSRに繋がるというもので、ビジネスモデルとしては非のうちようがない・・・
こんなのできる会社があるのかとパッと見たかんじだと、大手が既定のソリューションを提供してるパターンと、ベンチャー企業が一部分に特化して提供しているパターンに分けられるのではないかと感じます、本当の意味でのESCO事業は、コンサルタント業にプラスして、最新の省エネのノウハウを複数もった企業という事でこれをできる企業はかなり、というかすごい限られる事業ではないかと感ます、まあ、そうゆう会社があれば、当たるだろうな・・とは思いますけどね・・。