最近、温暖化ガスについてのニュース等がかなり多くなってきた気がします。
特にEUの取り組みは積極的です。
京都議定書では12年までに8%削減ですが、2020年までにEU全体で排出量を1990年度比で20%削減を目標とし、EU内で販売する自動車メーカーにCO2の排出量制限を義務化2012年までに排出量を35%削減し未達成なら制裁金という法案を今年後半には正式提出するとのこと
一方、世界で一番CO2を排出していながら、京都議定書に参加していない米国でも、ようやく、そうゆう動きがでてきていて、今後10年間でCO2等の温暖化ガスを最大10%削減を義務化する立法を促す提言が出たとの事・・、今のご時勢でまだ、提言です・・、逆に明言化されたのは、石油戦略備蓄を2027年度までに倍増ガソリン消費量を20%削減するという内容・・、これをうけて、NY原油は暴騰・・、あまりにもあまりにも一貫してわかりやすい政策だと尽く思う・・もう少し他国の事も考えた方がいいとは思いますよね・・。
ただ、96年モントリオール議定書で生産・使用が全面禁止されたフロンにしても、国際的な取り組みが始まり約20年近くたった現在に2006年10月南極上空のオゾンホールが過去最大だった2000年とほぼ同じになったとのこと、というのもフロンの寿命は50年以上、対流圏を10年から100年かけて上昇し成層圏で分解されオゾン層を破壊する、オゾン層が80年レベルまで回復するのは2065年ごろになるらしいです・・、
もちろん、フロンガスとCO2では違うとは思いますが、削減したとして、効果がでてくるまでの事を考えると、温暖化ガスにしても時間はあまりないのかもしれないな・・とは思います。