今後の株価市況について
今週の日経平均株価の終値は、10,534円で前日比60円高、円ドルに関しては93.59円、NY原油の終値は72.86ドル、ダウ工業株30種平 均は前日終値比36.43ドル安の9544.20ドル、ナスダック総合指数は4日続伸し、同1.04ポ イント高の2028.77で終了したそうで、一言でいうともみ合い状態が長く続いており、大きな動きがなかったという状況だと思います。・先進国GDP下げ止まり(内訳は09年1~3月期には2.1%減まで落ち込んだが、09年4~6月期は 0.002%減。主要7カ国(G7)も1~3月期はすべてがマイナス成長だったが、4~6月期は日本が0.9%増と改善。独仏もプラスに転じ、米英はマイナス幅が縮小したため、G7のGDP合計も0.1%減にとどまった)・7月失業率最悪の5.7%、求人倍率は最低の0.42倍・7月の消費者物価指数、過去最大の下落率(総合で前年同月比で2・2%下落し、3か月連続で過去最大の下落率を更新、原因としては原油価格の下落(ガソリンは前年同月比30・5%、灯油は同43・4%それぞれ下落)、景気低迷による需要不足、値下げ競争(食料とエネルギーを除く総合指数は前年同月比0・9%下落と下落幅が前月より0・2ポイント拡大し、7か月連続のマイナスとなった。) というようなプラス要因や、マイナス要因が今週もありましたが、大きな動きはなかったようです・・。 ただ、民主党政権が発足した場合、日本に対する変化の期待感からいったん上昇が予想されているそうです、内容が強ければ日経平均株価は上昇するという可能性を指摘され(11,000円位)、外為市場では円高地合いになりそうだというコメントも見られますので、まあ、上昇といっても幅は限られるとは思いますが・・、来週は期待をしながら見てたいな、とは思います。