中国株暴落について
中国株の終値は 上海総合指数で2,831ポイント、香港市場でハンセン 22,745 、H株 12,343、レッドチップ4,821という現状で、上海総合指数でいうと2007年10月6000ポイント越えから比較すると50%以上下がっている計算になります。 実際に「新浪」、「捜狐(SOHU)、「和訊」、「東方財富網」の4つの中国大手ポータルサイトが計76万4588人を対象に調査を行い、中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)が番組内で報じた内容によると2007年1月1日から08年6月16日までの期間で、中国個人投資家の92.5%が株式投資で損失を受け、利益を獲得したのはわずか4.3%にとどまったとのことです。 その調査のうち、損失を受けた原因についてですが、1)81.85%の投資家が「株式市場の監督管理体制に問題があり、株価下落を招いた」2)12.22%が「中国経済の前途が不透明」3)3.42%が「海外金融市場の変動による影響」、4)2.51%が「原油高による影響」と続いたそうです。 中国政府も株式市場の軟調に警戒感を示しており、中国人民銀行(中央銀行)は先ごろ発表した「08年中国金融安定性報告」の中で、「株式市場の大幅な変動を回避する」との方針を強調したとのことです・・、本当でしたら、いい買い場なんですけどね。