2008.06.29

原油価格と株価の来週の見通しについて

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 日経平均は7日続落で、下値水準の13,563円を下回り、13,544円で終了。この間の下げ幅は908円に達するとのこです。

 原因としては、5月の全国消費者物価指数(CPI)が市場予想平均を上回る伸びだったほか、同家計調査では消費減速が明らかとなり、原油高や米株安を受け、アジア各国・地域の株式相場が全面安となったこと等があげられるとのことです。
 下値には株式投資信託の新規設定に伴う買いがみられたというが、27日の米株市場への警戒感から大引けにかけては主力株に売りが増え「調整局面は長引きそうだ」との声が聞かれてるそうです。

 5月の消費者物価については1.5%上昇(15年ぶりの上げ幅)とのことで、ガソリンは前年同月より18.0%値上がりし、物価指数を0.46%分押し上げ、食料品(生鮮食品を除く)も前年同月より3.0%値上がりし、物価指数を0.68%分押し上げ、上昇幅は4月の2.5%より拡大した。食パン(12.0%)、チョコレート(23.2%)、うなぎかば焼き(14.6%)といった品目の価格上昇が目立ち、パソコンやデジカメ、薄型テレビの大幅な値下がりは続いているとのことだそうですが、
 5月の「食料とエネルギーを除く総合指数」は、4月に続き0.1%下落しているとのことで、 要は原油や食料品の資源が上昇をしているということで、大田経済財政相は同日の記者会見で「(物価上昇が)企業収益と消費者心理を悪化させている」との発言も出ているそうです。

 その原油に関しては一時過去最高値の143ドルをつけたことが話題になり、原油価格が現在の1バレル140ドル前後で年内推移した場合、日本を含むアジアや米国、欧州から中東・ロシアなどの産油国に流れるお金は約200兆円にのぼり、1970年代の2度の石油ショック時を上回る「富の移転」が生じる可能性があるとのことで、日本からも原油代金として国内総生産(GDP)の5%強にあたる企業や個人の「稼ぎ」が資源国に流出するという計算等もでてますが、現在は143ドルから139ドルの間で乱高下を繰り返し140.21ドルで終了しています。

 産油・消費国会合が、サウジアラビアのジッダで緊急閣僚会合を開き、原油市場への投機資金流入を抑えるため「市場の透明性と規制の改善」の重要性を明記した共同声明を採択し、供給不安の解消策として、サウジは将来的に生産能力を最大で現状の約1.5倍となる日量1500万バレルに引き上げると表明し、原油価格の高騰や急激な価格変動が世界経済に有害であるとの懸念を明記、金融市場の透明性と規制を改善すべきだと指摘したそうです。
 ここまでサウジアラビアが増産する用意があるとして最高値をつけるというのは完全に株価等他の資産運用が調子悪いので、資金の逃避先として資金が流入としか考えられないですね・・、それでも現状から考えるといつ下がるかは判らないですけどね・・。

 今週の動きとしては原油価格の高騰や米株の下落など外部環境に不安要素が多く、積極的な買いは入りにくく、日米の経済指標が市場の予想以上に下ぶれるなどの悪材料が出れば、下値を探る場面も想定されるとのことで、

今週の注目される発表としては、
・6月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数、
・6月の米雇用統計が発表
・国内では短観が頭に発表されるとのことです。
 
 これらの指標が市場予想より悪ければ米景気の悪化が長引くとの見方から、日本の輸出関連株の上値が重くなりそうとのこと、加えて、原油の上昇も波乱要因で、日本はアジアなど海外に比べて物価上昇率が低く、企業のエネルギー効率も高いと見て、海外投資家は徐々に日本株の持ち高を増やしてきたという背景があるが、「1バレル140ドルを超える高騰が続けば、エネルギー効率が良くても対応しきれないので、日本株を資金の逃避先にできなくなる」というコメントもあるそうで、値動きの悪さを嫌気して買いが入りにくくなる悪循環が続きそうとのことです。

 まあ・・、そろそろだとは思ってるんですけどね・・。

 

 






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Last updated  2008.06.29 12:53:28
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