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From Asia to Japan 2

大連(DALIAN)

旅行場所:大連(ツアーによる2泊3日の旅)

期間:2004年5月1日~5月3日

第一天
朝5:00遼陽の金地旅行社の前に集合だった。私がついたのは4:45ぐらいだったけどみんなは結構早く来ていたようだ。5:30ようやくみんながそろったのか出発。ツアー参加者は私が日本人だと知らないようだ。日本語ができるガイドがついたらいいなあと期待したが、まあそれは無理か。ほとんどが家族連れ。私ぐらいか1人参加は、、、寂しい。。

大連へ向けてのバス旅行が始まった。一体何時間かかるんだろう??学校の先生は5時間って言ってたけどなあ。1時間後路上でトイレ休憩。溝トイレだあ。戻ると運転手さん(中国語で司机スージーと言う)が中国語は分かるのか?と聞いてきた。この人も知ってたのか。安心した。そしていろいろ気づかってくれた。さあまた出発だあ。バスに乗るとガイドさんが果物を食べる(チー シュイグゥオ マ)?と言ってキュウリを1本くれた。えっ!?キュウリこっちじゃ野菜じゃないようだ。でも美味しくいただいた。

道中結婚式へと向かう車に5台遭遇。いい日なのだろうか?

大連に着いたのは結局13:30だった。8時間、、うー長い。。。お尻が、、、。でも大連の風景はその疲れを癒やしてくれた。久しぶりにきれいな街を見た感じだった。遼陽とは大違い。道にはごみは落ちてないし。行ってみてみんなが清潔な街だと言う意味がわかった。海も近くにあるし、日本に帰ったみたいな気がした。

もうとっくに昼ご飯の時間を過ぎているのでまず食事だった。思っていたよりいいランクのレストランだった。私は一人参加なので何処に座ったらいいんだろう?なんて思いながらまあどこでもいいだろうって椅子にとりあえずかばんを置いてトイレへ行った。戻ってくるとかばんが移動されている。そしてデブガキにそこ人がいるよと言われ、こいつより先に来たのにくそっと思いカチンときたがまあ無視し、別の席を探した。家族なんだろうか7人で参加の団体に空席があったのでそこをガイドにすすめられ座った。一人ならこれから一緒に食事したらいいよと快く迎えてくれ素直に嬉しかった。観光するときも一緒に来なさいと。なんていい家族なんだろう。。。ってお言葉に甘え追いて行くことにした。食事の場所は結構いい飯店で料理もよかった。期待していた以上だ。中国人はガツガツ食べるので気後れしそうだったががんばって食べた。さあ観光に出発だ!!!


大連森林動物園 大連森林動物園

観光の1つ目は森林動物園。着くと傘も持っている人達がたくさんいた。そういえば雨が降りそうな天気だ。入って正面つきあたりの建物は植物園だ。様々な国の木や花などが楽しめる。ガイドさんが一緒にまわってくれ写真も至る所で撮ってくれた、ありがたいことだ。一人で行くと写真に困るから。
植物園の次はサファリだ。サファリ内を走っているバスに乗るのに長蛇の列。1時間近く待たされようやく我々の番に。日本のサファリと然程かわらない。つくりも中国にしてはよくできていたなあ。東北虎が見れたので満足だ。ホワイトタイガーもいたなあ。これといって珍しい動物はいなかった。一番私を驚かせたのはバスに乗っていた大人達だ。動物が見える度に立ちあがり写真をパシャパシャと。興奮気味のようだ。動物を見るのがそんなに珍しいのだろうか。日本じゃ小さな動物園にでもいそうな動物にまでカメラを向けている。私にとってとても新鮮な光景だった。バスを降りて辺りの景色を写真におさめると乗ってきたバスへと戻った。

星海広場 星海広場

2つ目は星海広場。夏は海水浴でにぎわうのであろう。市制100周年記念の彫刻が目に入った。大連市民の足型が刻まれている。そこには日本語での解説も書かれていた。この辺り一帯は夜になるとライトアップされとても綺麗だそうだ。周りには高層住宅が建ち並んでいる、海沿いで景色もいいので高いらしい。雨が降り出しそうで肌寒くなってきた。でもどこにも中に入れる場所がない。ウロウロするしかなかった。

夕方になり夕食の時間だ。昼と同じいいレストランでの食事。昼一緒に食べた家族にまじり食事した。魚は絶品だった。夕食後、宿舎へ向かった。場所は星海広場からそれほど遠くないところの大連化物所の中にある星火客舎。招待所のきれい版だ。各部屋にエアコンとテレビが備えてあり、想像より遥かによかった。どこの部屋に割り当てられているのかわからなかったので待っているとどうも部屋割りなどはないらしい。2階すべて我々ツアーが押さえているらしい。1部屋4人なので早い者勝ちで選んでいくようだった。私はガイドと一緒と言われたのでまあ焦ることもなかった。すると昼一緒に食べた家族がよかったら一緒に部屋を使いませんかと声を掛けてくれた。ガイドはそれでもいいですよというのでそちらへおじゃますることにした。入ってすぐのベッドが空いているようだったのでそこに荷物を置いた。でもそこは最悪なことにドアを開ける度にベッドに当たる場所だった。だから空いていたのだった。ヤラレた。出這入りするたびウザイなあと思いつつもどうしようもないので諦めた。今日は疲れたのかみんな寝るのが早かった。明日は8時朝食、8時半出発だ。

大連自然博物館 大連自然博物館

第二天
8時半、大連自然博物館へ。小雨がぱらつく嫌な天気だ。9時開館なので少し待った。中に入ると3階まであった。魚などの標本や模型、地層やそのなかから出土された石などが展示されている。鯨の標本もありそのデカさには驚いた。時間になったのでバスに戻ると、運転手が写真を撮ってあげようというのでお願いした。天気が悪く海はほとんど見えない。すぐバスにまた戻って他の人に帰りを待っている間暇なので昨日撮ったデジカメを見ていると、ツアーに参加している中学生か高校生の一人が 何をしてるの?と声を掛けてきた。デジカメ見てるんだよ。というといくらするの?って聞くので日本で買ったものだからと答えた。興味があったようだ。そうしているとツアーの人たちは帰ってきはじめた。

次は星海公園だ。園内に聖亜海洋世界という水族館がある。同室の家族が高くないし一緒に水族館へ行かないかというので、行こうと思ってたから一緒に行った。この水族館の入場料はツアー代金に含まれてなかったので70元支払った。行ったのはこの家族と私ともう一人男性、この9人だけだった。他の人は公園内を見てまわっていたようだった。(どうやら午後に行く公園にも水族館がありそこのと一緒で、そこの入場料はツアー料金に含まれているという理由らしい。)海底トンネルがとても素晴らしかった。どこかでこのような水族館に行ったことがあったなあと考えていると思い出した。ソウルのCOEXの水族館だ。日本の水族館と大差はない。1時間という時間はあっという間だった。バスに戻ると我々が最後だった。。。

昼の時間になりレストランへ。やはり料理はおいしい。。すると例の中学生がまた声を掛けてきた。『小姐!』と。意外だった、大人からそう呼ばれたことはあっても学生から呼ばれたことがなかったからだ。いつもは『先生』『老師』なので、新鮮だった。日本人だというのを知ったのかいろいろ聞いてきた。食事が終わり外に出るとその学生の友人などみんなが記念だから写真を撮ろうといわれた。可愛いものだ。。

次は老虎灘海洋公園。そこの極地館というのが水族館だ。30分後にショーが始まるので集合して欲しいとのことだったので足早に見てまわった。そしてショーの時間になった。人がとてもたくさん集まっていてもう席はなかった。一番後ろに立ちショーをみた。イルカに乗って泳ぐ係の人を見てとても羨ましかった。よくイルカも調教されている。久し振りに興奮した!ショーが終わりどうしたらいいのかわからずガイドを探してウロウロしているとベンチにいるガイドを見つけた。聞いてみるとまた16:00にもショーがあるので17:00にここにきてくださいとのことだった。そしてもう一度ゆっくりまわっていった。急に頭痛がしてきて薬もなかったので取り合えず休める場所を探し喫茶店というか露店に座わりコーヒーを頼んだ。少しましになったのでまた歩き始めた。喫茶店の横に極地体験コーナーがあった。日本でもある南極の温度の体験ができるというアトラクションだ。数メートルしかないので入ったと思ったらすぐ出口だ。ペンギンのコーナーは人気があるのか人が多い。そこを抜け2階にあがり出口の近くにベンチがありそこにガイドがいたので一緒に座りこの後の予定などを聞いて待った。この後は自由活動だと言うのでどこにいこうかいろいろ考えた。昨日見たユニクロのあるショッピングモール(和平広場)に行こう。宿舎からそれほど遠くないらしいので。時間になりバスに戻りみんなそれぞれの目的地で降りていった。私は和平広場に行くというとそこまで連れて行ってくれた。

中に入って案内板を見たがどこにもユニクロがない。外の看板には書いてあるのにどういう訳だ。。。探してみたが見つからない。。諦めてショッピングを開始した。まずジーンズが欲しかったのでジョルダーノやジーンズウエストなど入ってみたが値段の割に質がよくない。次に入ったKOBURONは店員の接客もよかったし値段の割に質がよかったので試着してみることにした。サイズはいくつ?と聞かれたけど外国人だから中国のサイズがわからないというとすぐ計ってくれそのサイズのジーンズをくれた。でも大きすぎる。1つ1つサイズをおとしていきようやくいいサイズのが見つかった。99元が79元になっていた。五一記念のセールをしているのだ。
次はその隣にBaLeNOがあったので入ってみると可愛いTシャツが。値段は31元だという。男性物だけど兼用でいけるということだった。店員にどこの人?と言われたので日本だと言うと観光か?と聞かれたのでそう、今は自由時間なのと答えた。早速試着してみると悪くない。買うことにした。それから2階へ上がった。
次はS&Kがあったので入ってみた、入口にF4の写真がデカデカと貼ってあった。BaLeNOと同じ系列の店らしい。ここでも2割引で商品が買えた。遼陽よりずっとオシャレな服が多い。
夜19:00になったので晩ご飯をどこで食べようかと館内をグルグルまわった。1階にカレーが食べれる店があったのでそこにすることにした。日本にもあるチェーン店らしい。休閑小駅という。日本では何と言うのだろう??でも私は聞いたことはなかった。関西にはないのかも!?食べ終わるとバス停に行って23路のバスに乗ろうとしたが歩いても行ける距離だったので風景を撮影しながら戻った。

大連の夜景 大連の夜景

戻ると20:30だった。同室の家族はもう戻ってきていた。私が袋をいくつか持っているのを見て『何を買ったのか、いくらか、見せて、、、。』始まった、私が一番嫌いな瞬間だ。私が開けようとすると先に袋を開け、中の服を取り出された。中国人は遠慮というものがない。この点については今でも理解できない。。。新品で買ったものを人に触られるのが大嫌いな私は不愉快でたまらなかった。早々に片付けて明日の準備と寝る準備に取りかかった。明日は7:00朝食、7:30出発だ。

虎雕広場虎雕広場

第三天(最終日)
7:30、虎雕広場に向かった。今日は昨日より雨粒が大きい。うっとうしい天気だ。特に何も見る物もなかったので数枚写真を撮るとすぐバスに戻った。

日本風情一条街 日本風情一条街


次は日本風情一条街。見る限り日本の建物っぽくない。ヨッロッパ調の建物だ。所々建っているオブジェは日本のこけしみたいだった。それが日本チックというだけのようだ。お土産屋も朝早い時間だからか空いていないし、建物中も見学できない。

次は海之韵広場へ。この公園の中には瀑布(滝)がある。マイナスイオンをいっぱい浴びた。気持ちがいい!!結婚の写真を撮るカップルのこの前で撮影している。雨じゃなきゃ綺麗なのになあ、、、。

それからロシア風情一条街へ。ここは日本のと違いとってもにぎやか。ロシアの人形の中に人形たくさん入っているものやたばこ、チョコレートなどがどのお土産屋にも並んでいる。特に欲しいものなかったので見るだけにした。

昼の時間になったので最後の食事へと向かった。帰りがたぶん遅くなるだろうからいっぱい食べておこう。

あっという間の大連滞在も終わった。よくしてくれたガイドさんに別れを告げ、遼陽へと向かった。遼陽着は19:00だった。バスの長旅もなかなか疲れる、、、。
(終わり)


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