先日、料理好きの友人の誕生日パーティーがあった。
さて何をプレゼントしようかと考えて、ふと閃いた。
「寿司握り機にしよう！」

年末に彼の家で、年越し蕎麦打ちパーティーがあった。
その時、寿司を握る予定もあったのだが、大人数で寿司を握るのは困難を極め（そりゃそうだ）手巻き寿司に変更になった。

「なんとか みんなで寿司を握れぬものか？」

そんな悩みで思いついたのが、この「特上 寿司職人」だ。
1986年にオーディオテクニカが、寿司しゃり握り機の「にぎりっこ」を発売した。
当時で12,800円くらいした。すげえ高えぇぇ。
そんな金があったら、本物の寿司を食った方がいいに決まっている。
といった理由かどうか、残念ながら「にぎりっこ」は生産中止となってしまった。
しかし、この寿司マシーンに目をつけたオーディオテクニカはその後、業務用の寿司握り機を作成し、その業界のトップ企業になったのだ。
ヘッドフォンだけじゃないんだね、オーディオテクニカ。

月日は流れタカラが発売したのが、この「特上 寿司職人」だ。
残念ながらこちらも現在、生産中止だ。
それでも何とか探し出した。嬉しくなって、自家用にも１台購入した。
友人へのプレゼントなので今回は値段は秘密だ。
その友人には、この「特上 寿司職人」に柳刃包丁と寿司ゲタ×２台に、ラズウェル細木先生の「ラ寿司開店」といった寿司マンガ（寿司の握り方も描いてある）をセットにして風呂敷で包み（出前も出来るようにネ♪）プレゼントした。

さて、自分でも早速使ってみた。
使い方は
(1)寿司職人を洗っておく
(2)寿司めし、ネタを準備
(3)寿司職人にシャリを入れる直前に、寿司職人の内部を酢水でぬらす
(4)シャリが出てきたら、ワサビを塗って、ネタをのせ軽く押えて出来上がり

コツは、
（一）寿司職人の歯車の位置で握り上がりの硬さ調節が出来るのだが、軟らかい方を使用すること
（二）手では、押える程度で硬く握らないこと
である。

さあ、寿司パーティーでもやりまっか！！