壁の後日
有り得ない事も続くと慣れてくる。人間って怖いもの。有り得ない中でも有り得ない問題を抱え、担当者と共にお客様のところへ。取締役と担当の課長に対峙するヒラのあに。基本はひとつ。逃げず、誤魔化さず、誠意を持った対応。だって、どう観ても非はうちにあるのだから。最初にそれを宣言。逃げるつもりはありません、と。先方も安心したらしく大人の態度で聞いてくださる。結果、なんとか折り合いがつく。最大の理由は担当のY君が1年以上にわたり誠心誠意尽くしてきたから。他の人間が間違いを起こしたら、聞く耳はありませんよ。Y君がこれまで一生懸命我々の為に頑張ってくれているから聞けるのです、と。むせび泣くY君を横に、満足頂けるシゴトを約束する。そんな僕も年甲斐も無くうるうる。一生懸命なシゴトは色んな道を切り開いてくださるのですね。本当に本当に嬉しい「高い壁」でした。社内の法務担当にも無事を報告し、厳しい注意と励ましを頂く。乗り越えていこう、楽しく愉しく。