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テーマ:ISOについて(477)
カテゴリ:やぶにらみ
例えば、ISOのマネジメントシステムは導入の効果が大きいことは分かっていてもコストが高くて手が出せない。
特に小企業は導入効果も大だがコスト負担も大きすぎる。 そこで、コストダウン(特にコンサル料と審査料)を検討する。 導入に際して、一社ずつではコストダウンができないので、多数まとめて「共通マニュアル」を用い、集合教育で全体のレベルアップを計る。まあ、家庭教師と塾の違いである。 自分の所では、うまく行ったので、他で応用しようとしたら難しい。団体への加入者が集まって来ないのだ。 パラパラと来るのを1社ずつ対応する、この段階でも「薄利多売」を考えればいいのだが、薄利に耐えられない。 特に、実績もなく「安さ」だけが取り得では「安かろう悪かろう」の印象で、なかなか集まってこないし、他業者からの横やりも入る。 『<ISOを普及させよう>との信念で、そのためにコストダウンをはかる』のと 『<仕事を増やして収益をあげる>ための安売り』とは 似て非なるものである。 前者は、客が増えてコストダウンが計れるのに対して、後者は、客も増えずコストダウンも計れない。 経営者は、前者か後者か嗅ぎ分けてしまう。いつもこんなお誘いに、さらされているからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.02 02:03:21
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