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三文小説

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mizu-sin

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2004.10.05
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カテゴリ:ぶつぶつ
英語と日本語の間の変換って難しい。英文和訳や和文英訳など、相互にピッタリの訳語はないものだ。

例えば「うどん」を英訳すると「ヌードル」(noodle)、ヌードルを和訳すると「そば」に変わったりする。
ほんとうのヌードルは別で、「小麦粉と卵で作った麺」だとか。

だから、英米人が「ヌードル食べたい」といったら大変だ。
「うどん」か「そば」か「ラーメン」か、「ほんとうのヌードル」か分からない。
実は「カップヌードル」だったりして。

状況の判断というか、場所とか好みとか生活習慣とかを考慮しないと分からない。

『けっこうです』など、(日本語でも分からないが)OK?なのかノーサンキューなのか、訳せない。

いろいろな翻訳ソフトがあるが、なかなか完璧なものはないでしょうね。

その優劣など評価できないが、和文英訳では、一つだけやり方がある。

まず、日本語を「英訳」させて、できた英文を「和訳」させて、元の日本語と対比させてみる。
と、「うどん」が「ソバ」に変わったりする。

『古池や 蛙 飛び込む 水の音』→「古池と蛙が 水に飛び込む時の音」とかになる。
感嘆の「や」なのか並列の「や」なのか分からない。

まだ文学はいい。文化の違いで済ませばいいし『超訳』という離れ業もできる。

困るのは「契約書」とか「外交文書」、さらに「規格」。
特に「ISO規格」のような国際規格を、日本語に翻訳すると「とんでもない誤解が生ずる」ことに。

英米の審査員が、日本の審査に加わり「これ、ほんとにISOなんですか?」と驚いていた。
↑この話は、長~くなるので、何れまた。

その昔、日本の某首相がアメリカの大統領に合った時、
マジで『日本は米の国、アメリカは米国だから、もともと縁が深い』といったとか。

通訳は困ってしまったが、単に『日本とアメリカは、以前から関係が深い』と。
両国のトップだから「省略、意訳は許されない」と悩んだそうだ。

完璧な翻訳ソフトは不可能かな?










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Last updated  2004.10.09 11:26:03
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