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テーマ:ISOについて(477)
カテゴリ:やぶにらみ
今、ISOの業界で、ささやかれていることは「安い早い簡単」が大問題だという。
審査機関などの経営上の問題としていうのは分かるが、このために「ISOをダメにしている」と、 業界での人が言うのは、勝手な言い分だと思う。 一般の商品で「値段競争をするからモノが悪くなるのは当然」といいっても通らない。 ISOは、今までが需要と供給の関係で高すぎただけだ。 コンサルや審査員の1人の費用が1日で15万円など考えられない。 審査機関は70社ほどあり、値段競争も激しくなった。 でも、安ければいいといったものではない。当然、質の問題があるが、この評価が難しい。 それは実績を評価する他はないが、これは受審した企業の情報交換しかない。 残念ながら、コストメリットで見ると、一割くらいしか満足していない。 「品質ISOは『顧客満足』を全うすること」を狙いとしているが、 これでは大部分の審査機関が、顧客満足は得られていないということになる。 その一方「ISOでいい会社となった」と喜んでいる会社も少なくない。 高い買い物をするわけだから、経営者は情報を充分調べて、納得のいく審査機関やコンサルを調べていくしかないと思う。 「安くて早くて簡単で質のよいもの」を創るのが、ビジネスの常識ではないか。 審査機関やコンサルももっと経営努力をしなければ、倒産するところも出てくるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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