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テーマ:ISOについて(477)
カテゴリ:ぶつぶつ
ISOの審査では、メチャ文書にうるさいことが定評だ。
これで泣かされる担当者も多い。 それで、今回の『ISO14001/20004版』で、重大な間違いを見つけたので言わせてもらおう。(ほんとはどうでもいいことだけど、日ごろのウップン晴らし) 規格の要求事項(ルールみたいなもの)で、原文は英文だから、義務的な「・・・すること」は、Shallで表されている。 したがって、Shallは「・・・こと」と翻訳することに、なっているのに2箇所ばかり違っている。 原文では『目的・目標は・・測定可能であり、・・方針に整合すること。』とShall一つに対して、 JIS訳では『・・測定可能であること。・・整合すること。』と二つもある。 別で、原文では『外部コミュニケーション・・決定すること。・・決定を文書化すること。』と二つあるのに、 JIS訳では『決定し、・・決定を文書化すること。』と一つになっている。 二ヶ所の間違いで、結局、打消しあって「shall」と「・・こと」のトータルは同じ数となっている。 英語の日本語訳の問題だから、どうでもいいことかも知れないが、「規格の要求事項の重大な要素」であるから、間違えてはならない。 あ~スッキリした。常々、こちらが「文書の細かいことは、どうでもいい」というと、 『その考えは間違っている』という審査員先生方に「規格は細大漏らさず読んでいるよ」と言いたいだけ。 ご清聴ありがとうございました。お疲れ様! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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