三文小説

金儲け第一に考える人は、さもしい根性と思う。
「おもちゃ病院」や「チンドン屋」「環境ＩＳＯ」などの活動について；

「お金にはならないでしょうね」、「意外とお金になるのでは」、「儲かるんでしょうね」
と、すべて「お金」で判断する人が多い。

チョッと待って下さい。私は「やりたい」と思ってやっているだけで、お金は二の次三の次。

仲間に入ってくれる人も同じだ。ところが、中には金儲け目当てで来る人もいる。

まあ、金儲けも、悪いといっているわけではない。
これらをビジネスとしようと思うのも勝手である。

けれども、「お金儲け」を第一に考えてやる人は、儲かったためしがない。

それでも、批判は鋭い。「集客」だ「宣伝」いろいろゴチャゴチャうるさいが、
彼らのところには、お客はおろか、人が集まらない。
さらに、彼らの目的だった「お金」も集まらないだ。

こちらには、心ならずも金が入ってくる。
休日とか、定時後だけでは済まないほど依頼が来るからで、
特に「環境ISO」なんか「お金出すからやってくれ」と頼まれる。

それらをこなすために、本業の就業中にやらねばならぬし、スタッフも必要だ。
依頼をこなすために必要なお金は頂く。

自慢じゃないが、『これだけ「環境ＩＳＯ」などやってれば、さぞかし儲かるでしょう』と、
銀行は、口座開設の勧誘にくるし、税務署だってうるさい。
余分なお金は頂かないから、儲かるはずはないのですが！

お金儲けが目的の人、銀行や税務署は来ないで欲しいね。