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2013/01/02(水)13:28

速報:国家元首による「年頭所感」~日々雑感 2013/01/02(水)号~

例年1月2日は、皇居で「一般参賀」が行われる。長和殿のベランダに、天皇陛下・皇后陛下初め、皇族方がお出ましになられ、さらに、天皇陛下から我々国民に対し、お言葉が下賜される。ところで、昨年は史上最悪の民主党政権の下で、一般国民の間にも不安が強かったのだろうか?昨年も大勢が詰め掛けていたとはいえ、それでも比較的すんなりと宮中に参内できた記憶がある。しかし、今年については、全く身動きも取れないくらい大勢の人々が集まった。昨年は二重橋を渡って長和殿に到着してから陛下のお出ましまで20分以上の余裕があった。しかし、今年は皇居に着いた時間は昨年と同じだったのに、二重橋を渡って長和殿に至るや否や、すぐに皇族方のお出ましがあった。やはり、相当混んでいたのだろう。ところで、天皇陛下のお言葉を、当職が聴き取った内容は、次の通りだ。「晴天に恵まれ、皆さんとともに新しい年を迎えることを誠に嬉しく思います。おととしの東日本大震災に当たっては多くの人々が被災地に赴き、被災者のために力を尽くされ、心強いことでした。これからも皆で被災地に心を寄せて過ごしていきたいと思います。本年は国民一人びとりにとって少しでも良い年となるよう願っています。年頭に当り人々の幸せと世界の平安を祈ります。」ご自身が手術を受けられるなど、ご体調が万全とはいえないにも関わらず、天皇陛下はまず真っ先に一昨年の東日本大震災の被災者に言及されたのである。これは、大震災発生から昨年までの宰相・菅直人と野田佳彦に対する国家元首からの厳しいご叱責ではないだろうか?また、現在の宰相・安倍晋三に対しても、前の両名の失策を挽回し、被災地の復興を最優先せよ、というご指示であるように思えてならない。ところで、天皇陛下は、年始や天長節などの節目に、必ず「世界平和」に言及される。日本以外の一体どこの国に、「世界平和」を自らの希望として言及する国家元首がいるというのだろうか?我々日本国民は、世界最高の国家元首を戴く、極めて恵まれた立場にあるのだ。

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