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　義務教育ってなんでしょうか？
　給食費を払わないエゴ親が多い。そのためにきちんと給食費を払っている子供の給食まで費用不足に困っているらしい。

　義務教育とは小学校６年間＋中学校３年間、計９年間のことを示します。
　国民は自由と言う権利を持っていると同時に義務を課せられています。
　職業選択の自由や社会的生活を営む権利を持っていると同時に
　「仕事について働く義務」（勤労の義務　日本国憲法：第２７条）
　等の国民の三大義務を始めいろいろな義務があります。

　そして、国民三大義務のうちの１つ「子供に教育を受けさせる義務」というのが
　義務教育のことです。

 　・すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、
　　等しく教育を受ける権利を有する。
　・すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に
　　普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育は、これを無償とする。
　　（日本国憲法：第２６条の第１項、第２項）
　・国民は、その保護する子女に、９年の普通教育を受けさせる義務を負う。
　　（教育基本法：第４条）　

誰が義務を負っているのでしょうか？

　それは親です。日本国民はその保護する子女に９年間の普通教育を受けさせる義務があるのです。これを払わない親がいるために、きちんと払う子供の給食にまで給食費不足の影響が出ている。呆れたものです。こんな親はＰＴＡでも断罪すべきです。
　昔は親の学歴は先生に比べると低かった。だから、親も先生を尊敬を持って見ていた。しかし、今頃の親は普通に大学を出ている。下手をすると先生よりも高学歴。だから、先生にも敬意を払わなくなった。こんなことも、給食費支払い拒否の原因の一つかもしれません。