2008/12/27(土)19:00
走馬灯。
一生もまためぐりゆく四季の如し。
とするならば、逆に、年末はさしずめ臨終前でしょうか。
年賀状に宛名やら何やらを書き込んでいると、その方にちなんだ在りし日の思い出が、ぽつりぽつりと浮かび上がってくるものでございます。
たくさんのご縁に活かされて、磨かれて、現在の自分があるのだな、と改めて想い返さずにはいられません。
ありがたい。
想えば、現在の身体にしても、毎日の食事、生命をいただき続けることで、細胞の生死を繰り返し、成り立っている。ですから、これまたありがたいこと。
そんな風に万物との繋がりを感じ、自他の境界が曖昧になる時、心にとてつもない幸福感が溢れるのは私だけでしょうか。
個の生命を全うし、逝くべくして逝く時はそんな心持ちになるのかもしれないな。
さて。
あとは週末の大掃除で身辺を正し、一生ならぬ一年を締めくくるとしましょうかね。