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カテゴリ:生活
モデルのメバル(実物)を見て書いたそうだ。
嫁はんが、長男の描くところを見ていたらしいが、他の子に比べ、圧倒的に絵が繊細らしい。
親の欲目で、盛っている部分が多少あるにしても、確かに後日持ち帰られた絵は、私が見ても、細やかに描かれ、イキイキしている。
他の子と比べて、優劣を競う気はもちろんない。が、そういう表現の違いはどこからくるのだろう、と思う。
一つには、もちろん、絵を描くのが好き、ということだ。 わが家には既製のおもちゃが少ないこともあって、絵を描くことは、かなり主要な遊びになっている。子どもたちは皆絵を描くのが好きだ。
他にもいろいろ考えられるのだが、中でも、彼は釣りが好きなので、実際に泳いでいる魚を見る体験、実物の魚に触れる体験(何せ、4歳の頃から魚をさばいている)が大きな違いを生んでいるのかもしれない。
視覚だけでなく、触覚をはじめ、五感で受け取った情報すべてがイメージをより鮮明にし、細やかな表現へと昇華される、と考えられるのだ。
話はとぶのだが、正月明け、研修のため、1週間ばかり東京にいた。 研修の中休みが一日だけあったので、練馬区にある、ちひろ美術館(絵本作家・岩崎ちひろの美術館)と上野の東京都立美術館「ゴッホ展」、ついでに国立科学博物館「南方熊楠展」をはしご。
南方熊楠展はさておき、岩崎ちひろの原画とゴッホの絵はあまりにも素晴らしく、お腹一杯、胸一杯、はちきれんばかりであった。
話の都合、岩崎ちひろを取り上げるが(ゴッホ展や南方熊楠展に関しても語りたいことは山々なのだが)、その絵は、戦争の体験があって、洗練された、という解説があった。岩崎ちひろ、と言えば、子どもの絵が何といっても印象的だ。透明感、繊細さ、やわらかさ、無邪気な、それでいてどこか儚い感じ。もちろんいずれも私の個人的な感想なのだが、戦争を通しても練られた子どもに対する視点と言われれば、あぁそうかもしれない、と思うところがある。
話をまとめると、体験、それによる心の動きが表現を磨き、味のあるものにしていく、という、いざ文字に表すとごく当たり前のようなところに落ち着く。
ともあれ、子どもたちの表現が今後どのように変化していくか、楽しみつつ、より繊細に見守っていきたい。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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Last updated
2018.01.17 17:42:44
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