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カテゴリ:生活
先のブログ(「絵、という表現」)で少し、表現の違い、というものに触れた。
同じものを見ていたとしても、それが同じように見えているか、というと、もちろんノーだ。
当然、視力、などという物理的なものさしの話では無い。 それぞれの体験を経て、培われた数々の視点、あるいは囚われによって、見え方は異なってくる。
そして、その見え方によって表現もまた異なってくる。
それは、身体に関しても、同じことが言える。身体はその形状にせよ動きにせよ、常々表現しているものだから、私も仕事を飽きることなく楽しめている。
ところで、会話によっては、共感や同じであることを大切にしている人が多いことに気付く。 確かに、あぁ同じ同じ、となれば、何となくの安心感があったり、親近感がわいたり、という部分もある(追求していくと、それはおおよそ、頭の魅せる幻覚であることが多い)。 が、こと、成長や変化を求めるならば、違いを明らかにしていく、ということが必要である。 全く同じであるならば、何の変化も起こりようがないし、個々の存在もあやふやになってしまう。私の場合、一緒に時間を共有していてもどこか物足りない、と感じてしまう。いわゆる、なれ合いの関係の中で個の成長は乏しい。
ところで、共感を大切にしている人が多いのは、一つには違いの主張が対立に結びつく、という現象を避けての場合が多いのではないか。 しかしながら、違いが対立を生むか、というと必ずしもそうではない。 対立が生まれるのは、押し付けがあったり、否定があったり、つまりは自分こそが正しい、という幼稚な認識が根っこにあるからだ。これに関しては、一つの答えを絶対視させるような教育の影響を危惧するところである。
是か非か、というとらえ方を超えて、違いを楽しめるようになれば、世界は大きく開けていくことだろう。幸いにも、八百万の神々を等しく認めてきた日本という風土、私たち日本人の内には、違いを楽しむ、という知性がもとより眠っているはずなのだ。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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Last updated
2018.01.19 16:25:33
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