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カテゴリ:医、健康、からだ
寄せるも何も、ワークショップ自体は嫁さんに任せきりだから、何を言っても、今一つ説得力にかけるかもしれません。
とはいえ、なぜ、整体処が「くらしのワークショップ」なのか。
なんで「せっけんづくり」やねん、と。
まぁ、単純に考えると、無添加の物は身体にいい、という程度の発想になる。ですが、はっきり言って、うちのはもっとはるかに深いところに根ざしている。嫁さんはどうか知りませんが、少なくとも私の中では。
だから、あまり、無添加やら何やらを強調した宣伝文句にはしていません。 ここ、人を集めることを考えるとなかなか悩ましいところなのですが(笑)。
人が他の動物と異なるところはどこか。 もちろん、いろいろあるのですが、今日の話に側して言えば、人というのは、自分の周り、環境を大きく変える力を持つに至った生物です。
巣を作る動物はおりますが、それ以外のものを作る動物はそんなにいない。 枝を折って、爪楊枝みたいにして、木の中の虫を食べる、チンパンジーや鳥はいますが、その程度でしょう。
対して人間はどうか。 衣・食・住はおろか、TV、自動車、パソコン、ジェット機、人工衛星…果てしない。 自分の身の周りを見渡せば、果てしなく、人によって作られたもので取り巻かれているのがわかるでしょう。
最近では、人工地震、人工台風を起こす技術もあるとか。 話を聞くと、なるほど、それはあるかもなぁ、と。 そこまでになってくると、たいへんにわかりやすいのですが、いわゆる自然環境まで大きく変えるに至っている。
その能力自体はたいへんに素晴らしいものだと思います。 でも、社会の様子、そこに生きる人の様子、そして人の身体を観ていると、多くの場合、力の使い方を間違っているのではないか、と疑問に思わざるを得ません。
例えば、パソコンはたいへん便利ですが、それが多くの人を幸せにしているか、というとどうでしょうか。少なくとも、デスクワークでパソコン漬けになり、体調を崩されている方は幸せか?もちろん、本人が幸せならけっこうなのですが。 そういう話を大きくしていくと、原子力発電所はどうか、とか、戦争に使われる兵器はどうか、ということになってくる。
身体というのは、毎日のくらしによって、毎日育んでいるもの。 行動、そして環境への適応が身体に反映されます。 アフリカで日々獲物を追って暮らす民族は、獲物を早く見つけることを繰り返しているのでたいへん遠くが見えるそうです。昔、サンコンさんが言っていたのだけれど、それでも都会に出てきたら、すぐにその視力が衰えたそうです。 だから、パソコンばかりやっていたら、パソコンという環境に適した身体に偏っていくのは当然で、あるレベルからは他の行動に支障をきたすようになる。
話をもとに戻すと、そういうわけで、人特有の環境を大きく変える能力は素晴らしいのですが、使い方を間違うと見事に滅ぶ危険性をはらんでいる。 そして、残念なことに、現在のところ、使い方を間違っていることがたいへんに多い、と私は見ています。
だったら、その使い方を変えたら、人はもっと違う進化をたどるのではないか。 何より、病人、体調不良に苦しむ人は減るのではないか。
そこで。
足元のくらしと結びついたものを自ら作って、それを使ってみる。 くらしの基礎的なところをもう一度丁寧に行ってみる。 そこに何かしらの気づきと変化が生じ、何より、気持ちよい、という原始的な感覚(それは現在「気持ちよい」と思っている、のとは異なるかもしれません)が甦る可能性を見ているのです。 その「気持ちよい」を様々な行動の選択基準にしていくと、あなたの身体は、周りは、社会はどう変化していくでしょうか。 「くらしのワークショップ」は何とそんな試みなのです。
…長い前置きでしたが、何と「せっけん作り」の締め切りは今日まで! そして、担当の嫁さんは、おそらく、そこまで考えていません。 それでも、その価値が衰えることはないのでご安心を。 頭の理解が必要なのではなく、行動が人を変えるのですから。
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Last updated
2018.09.21 18:02:15
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