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カテゴリ:医、健康、からだ
前回の日記に続く。
1/31フェルデンクライス・メソッド初体験の感想(要約) 「動いていて、自分は変なことをしていないか、果たしてこれであっているのか、不安になって、他の人はどうやっているのか、気になる、見たくなる」
これはおそらく近現代の教育を真面目に受けた人ほど、同じような感想を抱くのではないか、と思う(私とてもちろん例外ではなかった)。
というのは、あらかじめ用意されている一つの模範的な答えを求める、という訓練を、小学生から、下手をすると幼稚園から、延々と繰り返すからである。
そして、その「模範的」から外れていた場合、嫌な気分を味わわせられることも多い。その中で「間違ってはいけない」とか「人と同じようにしなくてはいけない」というような癖が無意識的に身につく。
もちろん、模範的な答えに添う、ということも必要であることは確かだ。 例えば、貨幣経済においては、お金の計算はできるにこしたことはない。 一昔前で言うところの、「読み書きそろばん」はそれにあたると考えられる。
しかし、だ。
生きていく上で、大方のことは、万人に共通な答えなどあろうはずもない。 こと心や身体のこととなると、それは如実である。 見ればわかるが、同じ顔の人など一人としていない。 だから、万人に似合う、万人が気に入る帽子など存在しないだろうし、動きとて、快い動きは皆違うのだ。
その違いを選り分ける拠り所となるのは感覚なのだが、その感覚を理屈で閉ざし、入らぬ帽子に無理やり頭を突っ込み、気に入った風を装うのは滑稽である。誰かの都合で作った模範的な答えにあてはまろうとする、というのはそういうことである。 身体で言えば、故障、そして病気のもとだ。
先の感想をくれた一人は「正解は無いとわかっていても」とも言っていた。 そう、頭ではわかっているつもりでも、なのだ。
そこで、動き、という実際を通し、感覚を目印に進めるフェルデンクライス・メソッドが、癖を変えていく方法の一つとして有効なのである。それは束縛を解き、「自分」をよみがえらせる試みとも言える。
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Last updated
2019.02.07 00:09:30
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