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カテゴリ:教室関連
朝夕と日中の気温差が大きく、のぼせやすい今日この頃。
ということで、今月の整体体操教室では頭の緊張を緩める(のぼせには頭の緊張が多分に関与する)内容を盛り込んでおり、最初は前回、前々回とやった、普段一人でできる、頭の緊張を緩める呼吸法および、手当のおさらいから入った。
そこから、二人一組でお互いの頭部の緊張(頭皮の張り付き具合)を確かめ、相手の頭部を緩める手当を行った。手当の実習では、頭部の呼吸に注意して、という注文をつけた。
呼吸、というと肺、胸の動きにとらわれがちだが、実際のところ、人は全身が呼吸をしている。全身で収縮と拡張、緊張と弛緩が活きている限り繰り返されている。頭も例外ではなく、注意して触れていると、大きくなったり、小さくなったりを繰り返すことに気付くことができる。
もちろん、かなり小さな動きであるから、対象に対する相当な集中が必要である。頭がごちゃごちゃしていては、感じとることはできない。即ち、手当てする側にとっては、有体な言葉を使えば、精神統一に働き、結果的に心身が整う。受ける側は、頭に注意が向けられることで、その弾力が戻ってくる。であるから、整体体操教室で行う手当は、受ける側・行う側、両者がともに整ってくる、という結果を生む。
手当、というと、やってあげるもの、のような錯覚を伴いやすいようだが、そんな押し付けがましい心境ではうまくいかないものだ。押し付けは自分に跳ね返ってくる…という現象は、日常でもよく味わうところではなかろうか。
整体体操教室の手当実習を通して、そんな日常での氣づきも増える。だから、教室を越えて、日常で自らが変わっていくのだ。
その後は上肢(肩甲骨から指先まで)を柔らかく使うことを、棒を使って学んだ。
棒、という道具を活かすには、上肢を硬くしていては難しい。もちろん上肢のみならず、であるが。受講者の一人は、相当、上肢と他の部位との関連性に氣づきつつあるようだった。
日常生活においても、道具を活かせない、ということは、自身の負担が増え、故障につながる。
このこともまた、先に記した、押しつけない、という自分を育てる学びでもある。
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Last updated
2019.10.23 17:57:07
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