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カテゴリ:医、健康、からだ
昨日は長女の、小学校の卒業式だった。
久しぶりにスーツを着て、ネクタイを締め、そしてマスクをつけた。
そう、保護者はマスク着用を義務付けられていた。 おかげで久しぶりにマスクの感触を体験することができた。 しかし、右を向いても、左を向いてもマスク、というのはなかなかにシュールである。
来賓、在校生の姿は無く、卒業生と先生たち、そして保護者が出席する卒業式だった。
私自身、卒業式自体にそんなに思い入れはなかったので、少人数で寂しい等、そんな感慨もつゆ湧くことはなかった(「式」では無く、長女の成長自体に対しては感慨がひとしおある)。が、世間のこの状況からすれば、式を開けただけでも御の字、というところなのだろう。
多少興味深く観察していたのは、卒業生の多くの子で頸椎7番の辺りが滞っていたことだ。 その部位はエネルギーが余ることで突出し滞りを生む。結果、外形としては、頭部がやや前に傾いた姿勢をとりやすい。
休校になり、子どもたちはできるだけ外に出さないように、といった指示があったのは2月の末ぐらいだったか。最近は、家の中にずっといては、精神衛生上?よくないから、外に出てもよい、但し、相撲など接触しない遊びをするように、という指示がくだっていた。
私などは、頭から、それは無理やで、と笑って匙を投げたものだが、真面目にその指示を守ろうとしていた方も相当数あったと聞く。それでは子どもの精神衛生もさることながら、親の精神もそれなりに疲弊しているのではないか、と危惧する。
お役所や教育関係者は、立場的に何かしらポーズをとらなくてはならない、というところを察するぐらいでいいように思える。難儀なこっちゃで、と。もし、本気で接触しない遊びを…などと言っているのなら、これはちょっとひくレベルの話だ。
精神にももちろん影響が生じるのだが、余ったエネルギーというのは、どこかで噴き出る、あるいは内にこもって、滞りを形成する。噴き出るエネルギーというのは、大方無意識的なもので、意識的なコントロールを外れるから、破壊を伴うことも多い。
思わずカッとなって手が出た、物を投げたなどという行為はもちろん、子どものいじめから、スピード違反、食べ過ぎ、飲み過ぎ、衝動買い…等々、それにまつわる現象は多い。スーパーから紙が無くなった、などという、最近の事柄に関しても、そういう人に内在する生理作用が関与している。
いわゆる病気も大方がこれに準ずる。自然環境から大量のエネルギーを搾取して、社会に蓄積している(滞らせている)現代の日本では、エネルギーをもて余して自分を壊していく病気が多い、と感じている。
さて、その余したエネルギーを発散する身体が表す一つの現象を「風邪」と見ている。
そんな見方をしていると、なかなか世は滑稽に見えてくるものだ。 「コロナウィルス」は実は風邪を引き起こす、とされているウィルスだ。風邪の患者から検出され、培養できる。現在までに4種類が発見されている、という。ゴキブリが一匹いたら、何百匹という例えが妥当かはさておき、これは実際どれだけ未知の種類があるか見当もつかない。 そして、新たに今回の新型、というわけだ。
整理すると。 エネルギーをもて余すことで、身体は発散のため、風邪を表す。 ならば、自粛やら何やら、もて余す状況を作っている現在、新型の風邪ウィルスと身体の関係に、どう影響するか、だ。 果たして、糞真面目に指示に従っていていいのか?
やはり、自分の人生、自分で感じ、考え、選択して作っていかなくては、と改めて思う。 長女ははや小学校を卒業してしまったが、そういう力を伸ばす教育こそが必要だ。 経済システムや誰かの都合の生産性を支えることを目的とした教育ではなく、個が活き、お互いを活かしあい、溌剌と生きることへと向かえる教育だ。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 整体処 明響庵(めいきょうあん) https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a ご予約・お問い合わせ0836-39-6275 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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Last updated
2020.03.20 18:23:00
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