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カテゴリ:自然農
先の日曜日は、10月の自然農実習会だった。
新聞に自然農の記事が載った後だけに、問い合わせ殺到だったらどうしよう、と自意識過剰に陥ったものだが。
ま、そんな安易なこともなく。
初めての方も一家族来てくれたが、別に新聞を見て、というわけではなかった(笑)。
…どころか、10月の行楽シーズンとも相まってか、最近では、参加者がやや少なめ。
もっとも、おかげで、季節柄、赤くなるのも随分ゆっくりになった、貴重な完熟トマトの採りたてを、参加者は試食することができた。
丁度、2個赤くなっていたのを分かち合ったのである。
今時分、味はやや落ちるが、参加者からは「甘い!」と歓声が上がっていた。
実習内容は空豆とエンドウ豆の種まき。
季節の移り変わりとともに、蒔いたり、植えたりするものも、少なくなってきた。
来月玉ねぎ苗を植えたら、来年の2月までは蒔いたり、植えたりするものは無くなる。
とはいえ、今月・来月は収穫が多い。
大豆や黒豆などの豆や、サツマイモ、秋ジャガイモ。
菜っ葉類や大根の間引き菜。
夏野菜の残党たち、トマト、ナス、獅子唐やピーマン。
もっとも、夏野菜と言うものの、ナスや獅子唐は今頃が最盛期のように思える。
今年は最近雨がないためにどうも不調だが。
自然農の夏野菜は息が長い。
初参加のご家族も、豆の種を蒔かれていた。
家庭菜園を始めて数か月とのこと、初々しい限りである。
豆を蒔くにも、どこかたどたどしいのだが、そこに種を蒔くことに対する真剣さ、というか、大事に種をまいている感じ、慣れてしまって、今の私にはどこか薄らいでいる大事なものを見てとることができた。
一人でやっていては、氣付きにくいことだが、人が集まればこそ、相手を通じて、自身に氣付くところが多くある。
そのご家族には3歳の子どもがいらして。
親御さんが種をまかんと草を刈ったり、スコップで土を掻いたりしている間、彼がこれから蒔かん、という空豆の種を、じっとしゃがんで握りしめている光景が印象的だった。
まるで、種と静かに語り合っているかのように見えたからだ。
きっと、その空豆は元氣に育つことだろう。
わが家でも子どもが種を蒔くと発芽率が高い。
本業、手で触れることを通じ、治療をしているから、想像に難くないのだが、無邪気な子どもは触れることを通じて種と共鳴し、お互いに活性化するに違いない。
現在の科学ではなかなか数値化できない、命の不思議、感動が自然農畑にも、明響庵の施術室にも溢れている。
次回、自然農実習会11月は11/14(日)9:00~11:00、内容は、玉ねぎ苗の植え付け等を予定しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「治る」身体に導く 整体処 明響庵(めいきょうあん) https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a ご予約・お問い合わせ0836-39-6275
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Last updated
2021.10.13 19:46:45
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