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カテゴリ:生活
(→前回の続き) タイトルとあまりにも無関係に、「風の谷のナウシカ」について綴ったが。
ナウシカの世界と、親近感を帯びる現実、その一つの象徴が、今やマスクではないだろうか。
新型コロナウィルスの分類が5類に降格し、規制や雰囲気も随分緩んだものの、巷では、未だ、マスクを外さぬ人は多い。
ちなみに、私は、外でもマスクの着用をそれ程氣にする必要がなくなって、思いの外すがすがしい。
逆に言うと、マスク慣れ、ということが、3年のコロナ禍が経過しても、ついぞ起こらなかったのだろう、マスクの着用に、どこか煩わしさを残していた。
結局、整体の施術室においても、一度もマスクはつけず終いであった。
一応、私が施術中にマスクをすることで、クライアント諸氏の潜在意識に不安を植えつけることになりかねない、という思慮もはたらかせてはいたのだが。
ともあれ、ここ数年間の、マスク着用時間のトータルを算出すれば、日本中でも、かなり少ない部類に入るのではないか。
さて、前回も少し書いたが、戦後の華々しい高度経済成長期から現在に至るまで。
そのわが国の歴史においては、急速に身の周りに物質、そして情報が増え、「表向き」豊かになっていったことは確かだろう。
しかし、その実、身の周りに溢れ出した大量の物質は、大方自然環境から搾取、加工されたものであり、その速度を速めていった、ということである。
同時に、その現象には当然、大量の排泄が伴う。
公害然り、ゴミ問題然り。
原発由来の、放射能で汚染された処理水も、今まさに、母なる海へと流されようとしている。
先に、豊か、の前に「表向き」をつけたのはそういうことで。
戦後、諸外国に魅せつけられた、「表向き」の豊かさが手に入るのと裏腹に、わが国は自らに育まれた豊かさを手放し、今もって多くの負債を背負い続けている。
そして、その表と裏の間で発達させてきたのが、裏を覆い隠し、装う能力であった。
(→続く) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 治る力、即ち生きる力を活かし、育む 整体処 明響庵(めいきょうあん) https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a ご予約・お問い合わせ0836-39-6275
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2023.07.21 12:21:30
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