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  徒"然草 ~づれづれなるままに~  by 整体処 明響庵(めいきょうあん)

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なまはげ侍

なまはげ侍

2023.08.29
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カテゴリ:生活

前回のブログ、畑でへばった若者たちに、後日聞いた話。

 

日頃、クーラーに囲まれた生活もさることながら。

 

自然農実習会の当日は、「蚊」対策に、フードまで被った化繊の長袖(ヤッケ?)がこたえた、とのことだった。

 

なるほど、そう言えば、重装備で見るからに暑苦しい、さわやかな朝の畑にはそぐわない恰好だ、と違和感を受けていたのを思い出した。

 

 

彼らが警戒するのも無理なきこと、確かに夏の畑、特に朝、夕は蚊が多い。

 

自然農は草があるから、慣行農業の畑よりも更に多いかもしれない。

 

だから、携帯用の蚊取り線香を、参加者にはすすめている。

 

 

私も最近は、夏の間、畑に出る時は蚊取り線香を携帯する。

 

ただ、服装は、上半身半袖である。

 

もちろん、蚊取り線香をつけていても、蚊には刺されるし、草に刺激されて、痒くなることもある。

 

そして、それは当然嬉しくはない。

 

平氣、というわけではない。

 

 

が、夏も後半になると、蚊に刺されても、掻いたら、腫れや痒みの引くのが速くなる。

 

蚊毒に対する、身体の適応が速やかになる、と解釈している。

 

実際のところ、どうなのかは知らないが、蚊に対する精神的苦痛が軽減してゆくのは明らかだ。

 

そして、暑さにもめげることなく、悠々と畑で作業できる(もちろん真昼間に作業するような無理はしない)。

 

 

まぁ、蚊への適応はともかく、これは私が男性だからできる、ということもある。

 

日焼けも氣にしないで済むからである。

 

女性はその辺りもあって、当然のように長袖を着るだろう。

 

わが自然農実習会の参加者も圧倒的に女性が多いが、半袖の人はほとんどいない。

 

個人的には、長袖であっても、空気の通りがよい、綿や麻を勧めたいが…。

 

 

さておき、蚊を氣にするあまり、熱中症さながらの憂き目に会う…現代において陥りがちな現象の好例だろう。

 

もちろん、蚊を氣にして、熱中症になる人が多い、という話ではない。

 

例えば、最近で言えば、新型コロナを氣にして、マスクを放せない結果、熱中症のリスクが高まる、ということであったり。

 

熱中症を氣にして、クーラー完備にした結果、腎臓の負担が高まったり。

 

腎臓の草臥れから、上がった血圧を氣にして、降圧剤を使う結果、脳梗塞、更には認知症のリスクを高めてみたり。

 

 

…氣にして、と表したものの、氣にし過ぎて、の方が適当か。

 

何が過ぎているかって、頭、意識が実際より過剰にはたらき、結果、予防が過剰になっている。

 

そして、実害へ結びつく。

 

過ぎたるは、及ばざるより、害多し、とはよく言ったものだ(昔、鍼の先生が言っていた)。

 

 

そもそも、意識が過剰に働く背景には、実際を素直に観ることができない(あるいはそもそも観ない)、そこには、他所からの知識に判断を依存する、という癖がある。

 

それは即ち、自分の感覚を通した実体験をもとに考えるより、他所からの知識を優先する、つまり考える力が育っていない、育たない、という、ゆゆしき問題である。

 

だから、蚊が多いので注意して、と言われれば、注意し過ぎ、新型コロナは怖いですよ、と言われれば、これまた注意し過ぎ。不安を募らせては、他所からの知識に流され続けるのである。

 

そういう人が多いであろうことは、社会現象として表れてくることから想像がつく。

 

考える力の逞しい人が多ければ、コロナ禍だろうが、何だろうが、そこまで大事になることはないからだ。

 

芸能人の不倫騒動の影で(そちら民の注意がいき過ぎている間に)、大事な案件が密やかに閣議決定されてゆくようなこともなくなる、かもしれない。

 

 

ともあれ、畑でへばった若者二人。

 

意識過剰の実際をわが身で味わった、と言っていた。

 

もし、その実体験が、意識過剰を脱してゆく糸口になるのなら、畑の野菜より、余程大きな収穫だが。

 

自分然り、活動を共にする仲間が、意識過剰の癖を克服し、育ってゆくことを願ってやまない。

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Last updated  2023.08.29 08:00:44
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