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カテゴリ:医、健康、からだ
前回のブログで、妻が熱を出したことに触れたが。
その少し前、実のところ、私も熱を出していた。
発熱は二日間ほど続いた。
毎度のことながら、いちいち測らないが、感じからすると、39℃ないぐらいだったのではないか。
身体の要求、という観点を身につけていると、熱が出てくれると、喜ばしい心持になる。
そして、39℃ないぐらいだと、いっそのこともっと出てくれんかな、と思ってしまう。
他人が熱を出した話を聞いても、それはそれは(おめでとう)、と心の中で祝福してしまう。
40℃超えなどと聞いた日には、それはお見事!と思わず拍手しそうになっている。
読む人によっては、氣違いか、と思われかねないが。
しかしながら、発熱は身体が必要に応じて、自ら表している現象である。
高熱は、それだけ出すことのできる生命力、また体力がある、と言える。
その熱で、体内の過剰なものを燃やし、菌やウィルスの増殖をも抑え、乗り越える。
言わば、身体の大掃除、ととらえることができよう。
ちなみに、無理に高熱を抑えると、体内に熱がこもって内部破壊、障害を起こすことも、最悪、死滅することも予測され、何にせよ、予後よろしくないことが多いように思う。
ともあれ、そんなことで、今回ももっと熱が出ないかな、と期待している間に、汗をかいて、熱は下がってしまった。
最後は一日、壮絶に(爽快に?)下って、すっきりした。
大掃除完了である。
全部でおよそ4日間。
さらりと書いてはいるが、もちろん、苦しくないわけではない。
が、過剰に苦しいわけでもない。
過剰な苦しみは、頭、即ち先入観がもたらすものだ。
例えば、新型コロナではないか?とか、インフルエンザでは?とか、正味自らの力で生き延びることと関係ない(何がきたとて、乗り越えるだけだから)思い煩いが、不安を掻きたて、苦痛を増幅させる。
単純に身体を感じ、その要求を応援すれば、それなりに苦しいだけで済む。
そして、自らの力で乗り越えた時、すっきり、身体の調子はその前より整っている。
これは、乗り越えた方の身体を看させてもらっても、客観的にも感じられるところだ。
特に、背骨の動きにしなやかさが戻ってくる印象が強い。
現代医学を信奉し、自身を預けている人には想像もできないかもしれないが。
自身をその要求に添って、十全に活かし、乗り越え、心身共に丈夫に育んでゆく。
結果、自らを信ずるに足る、豊かな自身が育まれる。
それは、生命にとって、元来当たり前のことに違いない。
当たり前のことが、当たり前に果し得なくなっている歪な現実。
そこにあって、生命の営みに添う、本道に戻すお手伝いが、広い(深い?)意味での私の、整体に携わる者の役割と心得ている。
今回の発熱よろしく、身をもって、生命の妙味、時には苦しみや痛みを味わいつつ、である。
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2023.09.15 07:04:45
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