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カテゴリ:子ども、教育
そういえば、バスケの他も、いわゆるスポーツを子どもたちと一緒にやったことがほとんどない。
キャッチボール、サッカーの真似事を少ししたぐらいか。
まぁ、何をもってスポーツとするか、と言うこともあるが。
釣りをスポーツとする人もあるが、私的に釣りはスポーツとして分類しがたい。
正月に毎年楽しむ、羽子板や凧揚げも、スポーツ様ではあるが、やはり私的には別である。
改めてスポーツとは何ぞや?
今風に辞書ではなく、グーグルで「スポーツとは」と検索したところ、まず「スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵養等のために、個人または集団で行われる運動競技その他の身体活動であり、今日、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠なものとなっている」と出た。
想像以上に格式高いご説明が飛び出して驚いた。
これには、たいしたご口舌だが、現実に即していない、幻想的、という感想を抱く。
また、ウィキペディアでは「一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする競技活動の総称」と至極簡単に表されていた。
むしろこちらの飾り気ない説明の方がしっくりくる。
更に手元の大辞林でも確かめると、「余暇運動・競技・体力作りのために行なう身体運動」とやはり簡単ではある。
ウィキペディアの説明に割りと違和感を覚えなかったことには、一つに、説明中「~のために」という部分がなかった、ということもあるだろう。
「~のために」、スポーツをする、というのはそもそも健全とは思えない。
発達を言うならば、好奇心が刺激される結果、やり始め、熱を深めてゆくのが順当だろう。
「~のために」が先にあり、何かを、ましてやスポーツをする、などというのは、それこそ、ストレスのもとをつくっているようなものではないか。
そういうところで言えば、わが家は、子どもたちにとって、それほどスポーツに好奇心を刺激される環境ではなかった、と言える。
私も妻も、それ程スポーツに関心がない(私の場合、職業柄もあって、スポーツ選手個別の運動発達、運動自体には関心が高いが)。
そして、何より、テレビがアンテナとつながっていないのが大きいだろう。
昨今、世間のスポーツ熱は高く、メディアでも当然たくさんとりあげられる。
逆に、メディアでたくさんとりあげられるから、スポーツ熱が高い、と勘繰らなくもないが。
テレビをよく見る家庭であれば、それが子どもたちの好奇心を刺激しても不思議はない。
一流選手たちのパフォーマンス、日頃の鍛錬に注がれてきたエネルギーの結晶ともいえる表現が、目をひかないはずはないのだ。
今は風潮が幾分変わったらしいが、一時期、大人になったらスポーツ選手になりたい、という子どもが多かったのも、頷ける。
しかし、ひねくれているのか、私などは、そんなにスポーツスポーツ、スポーツを持ち上げる必要ある?何で?と斜に構えてしまう。
もちろん、スポーツに打ち込むことで得られる充実感、成長、感動、更には観るものにも感動を与えることは素晴らしい。
スポーツ自体を否定する氣はさらさらない。
しかしながら、それではスポーツだけが特別そうだろうか?
大人であれば、日々の仕事はどうだろうか?
子どもであれば、日々の遊びは?
先にも少し触れたが、好奇心が刺激される結果、やり始め、熱を深めてゆくものであれば、何であれ、同じ要素を持ち合わせているだろう。
それは、言うなれば、命を燃やし、自ら活き、輝く、という生命における根源的な要素ではなかろうか。 (→続く) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 治る力、即ち生きる力を活かし、育む 整体処 明響庵(めいきょうあん) https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a ご予約・お問い合わせ0836-39-6275
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2023.09.28 05:41:03
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