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カテゴリ:明響庵月刊誌より
整体処明響庵月刊紙「からだの自然」10月号より抜粋記事をご紹介致します。
「からだの自然」は ・天然酵母パンむくのき(宇部市あすとぴあ) ・ミリーズブレッド(宇部市西岐波) ・たこ焼きまる伸(宇部市西岐波) ・天然酵母のパンと菓子ばくや(宇部市亀浦) ・すくすくプラザ(宇部市琴芝町) ・保育所ハッピーランド(山口市阿知須) ・量り売り専門店 F(宇部市西梶返) ・珈琲店ジヴェルニー(宇部市沖宇部) ・宇部市立図書館 (宇部市琴芝町) ・お米野産なかざわ(山口市佐山) (順不同) 是非手に取ってご覧ください。
十月のからだ ~実体が活きる体育を~ 一昔前まで、運動会と言えば、10月10日、晴れの特異日、「体育の日」に催されるもの、と半ば決まっていたようなものでしたが。今頃は5月に催すところも多い様。わが子が通う小学校の運動会も、今年は9月末に済みました。
しかも、何時の間にやら、10月10日の名称も、「体育の日」から「スポーツの日」に替わっている。調べてみると2020年から。丁度コロナ禍突入で運動会も中止になった頃ですから、変更も記憶に乏しいのかもしれません。
そもそも「体育の日」、1964年に東京オリンピックの開会式が行われた日を国民の祝日にあてたそうで。制定当時から、「体育」と「スポーツ」の結びつき、混同するような方向はあったのでしょう。
実際、想い起せば、私が学生の時分も、体育の授業と言えば、身体を動かし運動できる、座学から解放される楽しみな時間でした。中学校になると、保健体育、生理学や解剖学、身体の知識がおまけ程度についてきたことを記憶しています。
ですから、私も鍼灸・整体、医道に携わるまでは…いや、正直携わってしばらくも、体育とスポーツ、運動競技の混同はありました。
しかしながら、実際の生身に数多触れてきた現在、広く深い「体育」の重要性を実感しています。それは従来学校教育で扱われてきた、スポーツ紛いのものとは異なるもの。生きている身体の要求と実感に添ったものです。
そもそも、現実を生きる人は、生まれたからには死ぬまで、自らの身体を扱い続けます。身体無くして、生命活動の表現は成り立たちません。
赤ちゃんは生れ落ちると、まるで自身を確かめるかのように、自身の手足を舐めたり、ゴロゴロ、モゾモゾ動き回ったり。自身に対する好奇心は、生まれながらにして、既に芽生えているよう。
しかしながら、現代にあっては、外から与えられ続ける頭への情報に侵され、いつしか、自身を見失ってしまう人は殊の外多い。身体を含めた、その内面からの要求と、外からの情報を頭が混ぜ合わせ、歪めた行動が食い違う。そこから生ずる病苦の多いこと。
最悪、身体は生きることを望んでいても、頭は死を選び、行動してしまうことも。日本では年間3万人超の方が自死を選ぶ。15~34歳の死因No.1を占める恐るべき現実。
教育は、本来、やたら与えるではなく、好奇心の方向を認め、自ら深め育んでゆくのを助けるもの。自身への好奇心を深め、自身を十全に活かし、豊かに育んでゆくことを助ける。そういう「体育」が今こそ必要ではないか。 明響庵は、それぞれの実体が活きる「体育」を実践、お互いを豊か育む場として、今後もお役に立ちたいです。
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2023.10.16 22:54:48
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