日比谷・銀座から六本木に行く途中で昼飯に立ち食い蕎麦を喰いたかったが、六本木の『富士そば』しかないと思っていたので迷っていたら、ふと目を上げると"カレーそば・うどん"の幟が目に入った。
行ってみると立ち食い蕎麦屋のような小さな店がある。晴海通りから有楽町に入るガード下の『弁慶』。
カレーそばなぞを喰うとまだ汗をかく時期だ。「天玉そば」にしようと、屋台のような店に入って品書きを見上げると「冷やしカレーそば」がある。聞くと要は「カレーせいろ」とのことで、これにする。
店と表を隔てるのは暖簾1枚、中にはカウンターに高い丸椅子が6本あるだけで、どう見ても立ち食いそば屋。と思いきや、カウンターの上に"当店は手打ちそば・うどん屋です。立ち食いではありません。"と書いてある。へぇ。
「冷やしカレーそば」550円。ご飯付き。ご飯は軽めにしてもらう。
カレーは少し辛いが蕎麦屋のカレーでなかなか宜しい。
麺は確かに立ち食いそば屋のモノとは違うようだ。が、カレー汁に漬けてしまうと味などはよう判らん。それでも判るような蕎麦もあるが、それ程ではないのか。かなり緩めではあった。
それよりも、量が非常に少ない。ご飯を減らさなければ良かった。
ここ、後でネットで調べても出てこない。そんな新しいようでもないのに、不思議。
また来たい。また来て、カレーではなく普通のメニューで喰ってみたい。
評価はそれから。